次世代自動車等の開発加速化に係るシミュレーション基盤構築事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0296
担当部局: 製造産業局 自動車課
事業期間: 2018年〜2020年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 補助
事業の目的
シミュレーション手法による自動車開発の上流工程の効率化により、次世代自動車の開発を加速化するとともにサプライチェーン一体における二酸化炭素の排出抑制や石油依存度の低減を図る。
事業概要
自動走行の実現や世界的な環境規制への迅速な対応のためには、高機能化(電子制御システム及び安全運転システムの導入、ネットワーク化)・複雑化が進む自動車開発の上流工程の徹底的な効率化が不可欠。具体的には、開発・性能評価のプロセスを実機を用いずバーチャルシミュレーション(モデルベース開発(MBD))で行う重要性が拡大。
一方でMBDは一部大手の自動車メーカーやサプライヤーが対応している程度で、サプライチェーン一体となったシミュレーション開発の浸透が課題ともなっている。
このため、本事業では、実機を使用せずに車両全体をシミュレーションで評価できるよう、車両評価性能モデルを構築し、我が国の開発プロセス(すりあわせ)の高度化を促す。また、大学や高専等といった学の知見を活用し、最先端のモデル開発の体制を構築・人材育成を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 800 | 0 | 0 | 0 | 0 | 800 | 708 |
2019 | - | 1,000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,000 | 931 |
2020 | - | 1,400 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,400 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
2020年度(平成32年度)までに車両モデルの精度を±1%まで改善させる。
車両モデルの精度 (目標:2020年度に1 比率)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 比率 | - 比率 |
2019 | - 比率 | - 比率 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
モデル数(エンジン・駆動系・電動系による協調領域)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 1 モデル | 3 モデル |
2019 | 1 モデル | 5 モデル |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 自動車用内燃機関技術研究組合 | 補助事業の実施 | 496 |
2019 | 自動車用動力伝達技術研究組合 | 補助事業の実施 | 331 |
2019 | 一般社団法人環境パートナーシップ会議 | 補助事業執行業務 | 105 |
2019 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 | ガイドライン構築委員会運営 | 54 |
2019 | AZAPA株式会社 | 性能拡張ガイドライン作成 | 44 |
2019 | インテグレーションテクノロジー株式会社 | 電気自動車モデル開発等 | 8 |
2019 | 株式会社モーデック | VHDL-amsのEVモデル修正対応等 | 3 |