化学物質管理の支援体制の整備

府省庁: 厚生労働省

事業番号: 0418

担当部局: 労働基準局安全衛生部 化学物質対策課

事業期間: 2000年〜終了予定なし

会計区分: 労働保険特別会計労災勘定

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

 化学物質による労働災害の防止を推進するため、平成26年の労働安全衛生法の改正により、化学物質の危険・有害性情報のラベル表示、SDS(安全データシート)通知義務の対象物質を拡大するとともに、リスクアセスメントの実施を義務付けたところである。
 本事業は、化学物質による労働災害を防止するため、ラベル表示、SDS作成・交付の促進を図ること等により、事業者が取り扱う化学物質の危険・有害性を確実に認識し、リスクに応じた対策を講じること等を目的とするものである。

事業概要

・化学物質のGHS(化学品の分類及び表示に関する世界調和システム)に基づく危険有害性分類(以下「GHS分類」という。)の実施及びGHSに対応したモデルラベル、モデルSDSの作成・公開を行う。
・ラベル表示やSDS通知等化学物質管理に関する電話相談等を受け付ける相談窓口を設置するとともに、希望する事業場への訪問指導を実施する。 ・リスクアセスメントの簡易ツールを作成し、ホームページで公開する。 ・ラベル、SDSに係る労働者教育用教材を作成し、教育実施者への講習会を開催する。 ・未規制のものを含む化学物質の危険有害性等を速やかに把握するため、海外等における新たな知見の収集等を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-1850000185155
2018-1830000183161
2019-172000-31141132
2020-2030000203-
2021156-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018201920202021-50050100150200250Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

【~令和元年度】 モデルラベル・SDSへのアクセス件数を前年度以上にする。 【令和2年度】 ①モデルラベル及びモデル安全データシートへのアクセス数を1,077万件以上にする。

モデルラベル・SDSへのアクセス件数 (目標:2020年度に1077 万件)

年度当初見込み成果実績
2017- 万件562 万件
2018- 万件739 万件
2019- 万件1300 万件

【~平成30年度】 モデルSDSについて、「役に立った」とする割合を60%以上にする。 【令和元年度~】 モデルSDSについて、「役に立った」とする割合を80%以上にする。

モデルSDSについて、「役に立った」とする割合 (モデルSDSのアンケート欄で「役に立った」旨の回答数/モデルSDSのアンケート回答数) (目標:2020年度に80 %)

年度当初見込み成果実績
2017- %96 %
2018- %81 %
2019- %97 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

所定の数の化学物質についてGHS分類を行う。

年度当初見込み活動実績
2017150 物質数150 物質数
2018150 物質数163 物質数
2019150 物質数150 物質数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019テクノヒル株式会社ラベル表示、SDS交付等の化学物質管理に関する相談窓口の設置、訪問指導、労働者教育用テキストの作成及び講習会の開催等61
2019一般財団法人化学物質評価研究機構GHS分類の実施、モデルラベル、モデルSDSの作成、海外等における新たな知見の収集等42
2019みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社化学物質に係るリスクアセスメント簡易ツールの開発、災害分析等24
2019庁費役務・物品の購入等5
2019諸謝金専門家への謝金0
2019職員旅費職員の出張等に係る旅費0
2019委員等旅費専門家への旅費0

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