自治体支援に向けた職域保険と地域保険の健康・医療・介護データの一元的分析支援研究
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 新03-0070
担当部局: 国立社会保障・人口問題研究所 総務課
事業期間: 2021年〜2023年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
骨太方針2019では、「疾病と介護の予防」において、「データ等を活用した予防・健康づくりの健康増進効果等を確認するため、エビデンスを確認・蓄積するための実証事業を行う」こと、「各都道府県・市町村の取組の参考となるよう、健康寿命に影響をもたらす要因に関する研究を行い、客観的な指標等をしっかりと設定・活用しつつ、施策を推進する」ことが謳われていることを踏まえ、当研究所が行ってきたレセプト研究や自治体支援の経験を活かし、岩手県を対象としたパイロットスタディを実施し、そこから得られた知見を地方厚生局を通じて横展開することにより、全国の都道府県における「データを活用した予防・健康づくり」の実現を目指す。
事業概要
地域保険(市町村国保、後期高齢、介護保険)を対象とした既存DB(県DB、KDB突合データ)をもとに、対象制度を職域保険に拡張した健康・医療・介護一元化DBを構築する。このデータベースの活用により、高齢期の健康に対して中年期の生活習慣や健診・医療サービスの受診がどのような影響を与えているのか、さらに健康寿命の延伸に有効な支援のあり方、などを明らかにし、モデル自治体から得られた知見を地方厚生局を通じて全国展開することにより、各都道府県・保険者の効果的な保健事業の実現や計画立案能力の向上を目指す。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2021 | 11 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
外部委員により構成される当研究所の令和3年度の研究評価委員会において、総合評点3.5点以上を得ること。
研究評価委員会の総合評点の平均をもって成果指標とする。(5=特に優れている、4=優れている、3=良好、2=やや劣っている、1=劣っている) (目標:2021年度に3.5 点)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
特定健診データ、レセプトデータ、介護データからなる統合データベース(DB、協力を得た一部市町村分)の構築を活動指標とする。 (年次計画) 令和3年度:データベース構築、死亡までの健康・要介護状態の把握 令和4年度:DB更新、健康・要介護状態に影響を与える要因分析、健診受診に影響を与える要因分析及び県内医療機関の患者構造・診療行為の把握 令和5年度:県・県内保険者に対する各種支援及び地方厚生局を通じた横展開
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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