アジア・太平洋地域の災害廃棄物対策強化支援事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0167
担当部局: 環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課
事業期間: 2017年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
平成28年5月15、16日に行われたG7環境大臣会合にて採択されたコミュニケの付属文書である「富山物質循環フレームワーク」において、大規模な自然災害を経験する国・地域をG7各国で支援していくことが合意される等、我が国が経験した東日本大震災や熊本地震等の教訓を踏まえた国際支援が求められている。これらを踏まえ、アジア・太平洋地域の国においても災害時に発生する膨大な廃棄物を適正かつ迅速に処理できるよう、災害廃棄物対策(事前の備え)を推進するとともに、支援スキームを構築する。
事業概要
① 災害廃棄物対策ガイドラインについて、技術資料及び参考資料の充実化を図るとともに、アジア・太平洋地域を中心に国際フォーラム、セミナー等において周知を図る。また、アジア・太平洋地域における被災実態や新たな課題等を踏まえ、ガイドラインの内容について適宜見直しを行う。
② アジア・太平洋地域の中から災害の発生リスク等に応じて対象国を選定し、当該国における災害廃棄物処理計画の策定にあたり、現状の体制や課題を把握するための現地調査を実施する。
③ 現地調査等を通じて明らかとなった対象国でのニーズや改善余地を踏まえ、アジア・太平洋地域への支援内容及び方法等について、国連環境計画(UNEP)、国際連合人道問題調整事務所(UNOCHA)等の技術的支援のドナーとなり得る関係機関との会議を開催する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 17 | 14 |
2018 | - | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 17 | 16 |
2019 | - | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 17 | 11 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
アジア・太平洋地域の国々における災害廃棄物を適正かつ迅速に処理するための体制整備
フォーラム参加国及び団体数 (目標:2019年度に20 国・団体)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 国・団体 | 11 国・団体 |
2018 | - 国・団体 | 13 国・団体 |
2019 | - 国・団体 | - 国・団体 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
アジア・太平洋地域での災害廃棄物対策に関する検討会及びフォーラムでの周知回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 3 回 | 2 回 |
2018 | 3 回 | 3 回 |
2019 | 2 回 | - 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2019 | 株式会社東和テクノロジー | アジア・太平洋地域の災害廃棄物対策の高度化検討業務 | 11 |