国宝重要文化財等の買上げ

府省庁: 文部科学省

事業番号: 0364

担当部局: 文化庁 文化財第一課

事業期間: 1950年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施

事業の目的

国民共通の財産である国宝・重要文化財及びこれらに準ずる文化財(以下「国宝・重要文化財等」という。)の国内外での散逸を防ぐとともに、劣化やき損のおそれのある文化財を保護し、活用に努める。

事業概要

 国指定文化財については、所有者が適切に保存管理し、その公開活用に努める義務がある一方、専門的知見を有していないことによるき損や経済的な事由による転売、散逸などの危険性を常にはらんでおり、国に対する売り渡し申し出も数多く行われている状況である。
 このような状況に対応するため、国が保存管理の措置を講ずる必要がある文化財を買い上げ、適切な保存管理を行うとともに、展覧会等により広く公開することによって国民の文化的向上に資するものである。  また、重要無形文化財(工芸技術)を継承し保護していくために、無形文化財資料(工芸技術作品)を購入、公開している。限られた予算を効果的に活用するために、前年度に工芸技術記録映画の製作対象となった重要無形文化財(各個認定)保持者の作品を購入する他、日本伝統工芸展の受賞作品等を購入するものである。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-9460000946898
2018-9460000946935
2019-9560000956898
2020-1,00300001,003-
20211,113-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018201920202021025050075010001250Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

国内外での散逸や劣化、き損を防ぐため買取を行った文化財の8割について、公開等により活用する。

活用した国有品の割合 (国有文化財の活用件数/国有文化財の件数)

年度当初見込み成果実績
2017- %120 %
2018- %143 %
2019- %80 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

買取物件数

年度当初見込み活動実績
20178 件数9 件数
201810 件数15 件数
201910 件数10 件数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019曼殊院重要文化財等の売渡385
2019個人A重要文化財等の売渡300
2019個人B重要文化財等の売渡126
2019個人C重要文化財等の売渡70
2019個人D重要文化財等の売渡5
2019個人E重要文化財等の売渡5
2019色鍋島今右衛門技術保存会重要文化財等の売渡3
2019個人F重要文化財等の売渡2
2019個人G重要文化財等の売渡0
2019越前生漉鳥の子紙保存会重要文化財等の売渡0

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