海洋生物ビッグデータ活用技術高度化

府省庁: 文部科学省

事業番号: 新03-0020

担当部局: 研究開発局 海洋地球課

事業期間: 2021年〜2030年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

食糧生産や気候調整等で人間社会と密接に関わる海洋生態系は、近年、汚染・温暖化・乱獲等のストレスにさらされており、その持続可能性の確保が地球規模での喫緊の課題となっている。そのため、本事業では、最新の情報科学を海洋生物研究に取り込むことにより、海洋生物ビッグデータを活用する技術・手法の高度化を図り、持続可能な開発目標(SDGs。SDG14「海の豊かさを守る」等)の基礎を成す海洋生態系の理解・保全・利用を目指す。

事業概要

SDGs達成を目指す「国連海洋科学の10年」(2021年~2030年)のアウトカム(きれいな海、健全な海、生産的な海、予測できる海、安全な海、万人が利用できる海、魅力的な海)の実現に寄与するため、最新の情報科学と海洋生物研究を融合することにより、複雑な海洋生態系の理解を深め、環境保全・水産等の分野において海洋生態系の保全・利用を目指す。具体的には、各研究開発課題において、海洋生物分野及び情報科学分野の研究者が分野横断的に連携し、画像解析・クラウド技術等を用いたデータ収集・選別技術を開発や、AI技術等を用いたビッグデータ解析手法の開発など、海洋生物ビッグデータを活用する技術・手法の高度化を図る。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

処方的分析(将来予測への対策提案等)を可能とする海洋生物ビッグデータ解析手法の高度化を目指す (初期のステージ「0」からステージ「4」処方的分析を目指す)

データ分析のステージ評価 ・ステージ「1」:記述的分析(過去・現状の把握) ・ステージ「2」:診断的分析(把握した状況の要因解明) ・ステージ「3」:予測分析(将来予測) ・ステージ「4」:処方的分析 (目標:2030年度に4 ステージ)

年度当初見込み成果実績

SDGs達成及び「国連海洋科学の10年」における本事業の貢献を目指す

SDGs及び「国連海洋科学の10年」に関する報告において成果が記載された研究開発課題数 (目標:2030年度に3 課題)

年度当初見込み成果実績

海洋生物研究と情報科学の融合である本研究に携わる若手人材を年6人以上増加

本研究に携わる若手人材数(40歳未満、学生含む)(累計) (目標:2030年度に60 人)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

海洋生物研究者と情報科学研究者の分野横断的研究チーム数

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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