安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進事業のうち課題解決型プロジェクト研究(動物衛生対応プロジェクト)

府省庁: 農林水産省

事業番号: 新02-0031

担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究開発官(基礎・基盤、環境)室 消費・安全局食品安全政策課食品安全科学室

事業期間: 2020年〜2024年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

 本事業は、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)、口蹄疫(FMD)、アフリカ豚熱(ASF)など、海外からの侵入が危惧される家畜の監視伝染病等の国内発生の防止、万一の発生時の被害を最小限に留めるための技術や新たな防除技術を開発する。
 また、家畜の薬剤耐性菌は疾病の治療効果を減弱させるほか、公衆衛生上も問題になりうる。畜産分野における抗菌剤の使用を削減するため、耐性菌の発生実態を解明するとともに常在疾病に対するワクチンの開発等を実施する。

事業概要

①HPAI、FMD等における、野生動物由来の伝播リスク等を解明し、国内侵入の早期摘発やまん延防止等に必要なリスク管理技術を開発
②ASFワクチン開発の研究、豚熱(CSF)ウイルスのヒトや物、野生動物を介した農場への感染リスクを明らかにする研究、感染動物の早期発見のための検査法の開発・改良、消毒方法に関する研究を実施 ③薬剤耐性菌の発生リスクを低減させるため、養豚農場においてその実態を調査、分析、評価し、従来法より迅速な薬剤耐性菌等の検出技術を開発、抗菌剤使用中止に伴う薬剤耐性率の変化を評価するとともに、家畜常在疾病の発生予防や症状軽減、病原体まん延防止のため、ワクチン開発等を実施。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2020-4320000432-
2021419-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

事業終了後に①、②、③のそれぞれの研究成果が各種ガイドラインや行政施策等に活用される。

行政施策に活用された成果割合 (施策数/3課題) (目標:2024年度に100 %)

年度当初見込み成果実績

①家畜伝染病の3疾病(HPAI, FMD, ASF)及びアルボウイルス等について、リスク管理技術(検査法や抗ウイルス薬等)を開発する。

特許出願数、論文数等 (目標:2022年度に6 技術数)

年度当初見込み成果実績

②ASFに対する新規ワクチン開発のシーズとなる技術を1つ以上、CSFウイルスの新たな防疫対策方法を1つ以上開発する。

特許出願数、論文数等 (目標:2024年度に2 技術数)

年度当初見込み成果実績

③薬剤耐性菌等の検出技術を3個以上、発病抑制効果の高いワクチンまたは分子薬のシーズを5個以上、病態評価の指標となるバイオマーカーを2個以上開発または同定する。

特許出願数、論文数等 (目標:2021年度に10 技術数)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

本事業の下で実施する研究開発の課題の数

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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