農林水産分野における持続可能なプラスチック利用対策事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 新02-0001
担当部局: 食料産業局 バイオマス循環資源課
事業期間: 2020年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、補助
事業の目的
プラスチック資源循環対策を含む海洋プラスチックごみ問題への対応については、令和元年6月のG20大阪サミットにおいて、海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されるなど、世界中の関心が高まっている。
このような中、我が国の農林水産・食品産業分野においては、飲食料品の容器包装、漁業における漁具、農業におけるマルチや被覆肥料、畜産業におけるサイレージ用ラップフィルム等、多くのプラスチック製品を利用していることから、この問題に農林水産省を挙げて積極的かつ迅速に対応していく必要がある。
事業概要
○食品産業プラスチック資源循環対策事業
使用済みペットボトルについて、新たなリサイクルモデルの構築等の取組を支援【補助率:定額】
○漁業における海洋プラスチック問題対策事業
漁業・養殖業に由来する海洋プラスチックごみの削減方策の検討及び生分解性プラスチック製漁具の開発に対する支援を行うとともに、リサイクルしやすい漁具の検討及びマイクロプラスチックが魚介類に及ぼす影響についての調査を実施【委託、補助率:定額】
○農畜産業プラスチック対策強化事業
施設園芸における廃プラスチックの排出抑制と循環利用に向けた技術実証、生分解性マルチフィルムの導入実証、畜産用サイレージラップフィルムの適正使用実証、プラスチックを使用した被覆肥料の流出実態調査等の取組を支援【委託、補助率:定額】
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2020 | - | 37 | 0 | 0 | 0 | 0 | 37 | - |
2021 | 59 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
(食品産業) 令和12年度までに飲料用PETボトルの回収率を100%にする。
飲料用PETボトルの販売量、回収量から求めた回収率 (計算式:(PETボトルリサイクル回収量)/(PETボトル販売量)×100) (目標:2030年度に100 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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(漁業) 検討会実施により得られたプラスチックごみ削減方策の実施率(令和2年度までに検討会で出された削減方策を確実に実行し、100%を目指す)
検討会で出された削減方策のうち、検討会後に当該地域で実施された件数の割合 (計算式:(検討会後に当該地域で実施された削減方策件数)/(検討会で出された削減方策件数)×100) (目標:2022年度に100 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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(農畜産業) 施設園芸におけるプラスチックのリサイクル率(熱回収を含む)を上昇
施設園芸におけるプラスチック排出量に対する再生処理量(熱回収を含む) (目標:2026年度に80 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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(農畜産業) 生分解性マルチの年間利用量を増加
生分解性マルチの年間利用量 (目標:2023年度に4600 トン)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
(食品産業) リサイクルモデル・ポイ捨て対策等の普及啓発を目的とした企画数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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(漁業) 漁業系海洋プラスチックごみ削減対策等を実施した件数(地域数及び調査検討の種類数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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(農畜産業) 施設園芸における廃プラスチック対策推進の取組地域数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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(農畜産業) 生分解性マルチの利用推進を図るための現地実証箇所数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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