AIネットワーク化の進展等に関する調査研究
府省庁: 総務省
事業番号: 0096
担当部局: 情報通信政策研究所 調査研究部
事業期間: 2019年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
人工知能(AI)の開発・利活用が進みつつあるところ、AIに関するサービスは、インターネット等の情報通信ネットワークを通じて提供されることが見込まれている。AI相互間で連携しネットワーク化されることで便益及びリスクの双方が飛躍的に増大し、国境を越えて広く波及することが想定される。
これらのことを踏まえ、AIの開発及び利活用の促進並びにAIネットワーク化の健全な進展を図るため、AIネットワーク化が社会や経済にもたらす影響等について検討する。また、AIに関する指針等で示された原則の実現に向けた政策等の国際的な合意形成を図るため、G7やOECD等における国際的な議論に貢献する。
事業概要
AIの開発及び利活用の促進やAIネットワーク化の健全な進展等について、ガイドライン等の国際的な合意形成及び国内での浸透を図るため、シンポジウム等を開催するとともに、そのための政策等の在り方に関する検討を行う。
具体的には、次のとおりである。 ① AIネットワーク化が進展した社会・経済の将来像やAIネットワーク化に関する評価の在り方、倫理的・法的課題等に関する次の検討 ア AIネットワーク化に関する評価指標の設定に関する検討 イ AIの開発・利活用、AIネットワーク化を推進するための各ステークホルダの役割分担の在り方等に関する検討 等 ② シンポジウム・ワークショップの開催
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 51 | 28 |
2020 | - | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 41 | - |
2021 | 45 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
AIの開発及び利活用の促進、AIネットワーク化の健全な進展等について、本事業において抽出した課題、整理した対応策等を参考として国際的な議論が行われること。
抽出した課題、整理した対応策等を参考として議論を行った国際的な団体等の数(G7、OECD等) (目標:2021年度に2 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - 件 | 1 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
・調査研究の実施 ・シンポジウム・ワークショップの開催
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 2 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社情報通信総合研究所 | 「インクルーシブなAI経済社会」の構築に向けた政策のあり方に関する調査研究の請負 | 10 |
2019 | 株式会社日本総合研究所 | AIの利活用の展望及びAI利活用ガイドラインの適用に関する調査研究の請負 | 8 |
2019 | 株式会社MM総研 | 国際シンポジウム「AIネットワーク社会推進フォーラム2020」(仮称)の企画、運営及び管理等に係る業務の請負 | 5 |
2019 | 株式会社オーエムシー | AIネットワーク社会推進会議支援業務の請負(下期) | 2 |
2019 | 株式会社オーエムシー | AIネットワーク社会推進会議支援業務の請負(上期) | 2 |
2019 | 株式会社オーエムシー | 国際シンポジウム「AIネットワーク社会推進フォーラム2020」(仮称)開催に係る招へい事務等の請負 | 1 |