船舶による環境汚染防止のための総合対策
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0072
担当部局: 海事局 海洋・環境政策課
事業期間: 2014年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
船舶から排出されるSOxによる人体や環境への悪影響については国際的に懸念があり、国際海事機関(IMO)において、船舶用燃料油中の硫黄分濃度規制が段階的に強化されている等、国際的な対策が検討されている。国際基準策定の議論を我が国が主導することにより、科学的で合理的な大気汚染防止策の検討に貢献する。
事業概要
IMOにおいて合意された、船舶用燃料油中の硫黄分濃度規制強化に向けて、規制適合油の性状・供給・運航面に関する調査を行う。また、SOx規制への対応策であるスクラバーについて、スクラバーにより排ガス中のSOxが水溶し、海水中に排水されることにより海生生物への悪影響が懸念されていることから、海生生物や水質への影響調査等を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 31 | 0 | 0 | 0 | 0 | 31 | 28 |
2018 | - | 47 | 0 | 0 | 0 | 0 | 47 | 47 |
2019 | - | 74 | 0 | 0 | 0 | 0 | 74 | 72 |
2020 | - | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | - |
2021 | 18 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
SOxに関する我が国の提案をIMOの議論に確実に反映させる。
IMOの議論において、わが国の提案を反映させた件数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | 4 件 |
2018 | - 件 | 5 件 |
2019 | - 件 | 3 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
SOx対策技術の確立に向けて検討した技術的課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 4 件 | 4 件 |
2018 | 4 件 | 4 件 |
2019 | 4 件 | 4 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社日本海洋科学 | SOx規制への円滑な対応に向けた低硫黄燃料油の運航及びスクラバー搭載に関する調査 | 69 |
2019 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 | SOx規制強化に伴うバンカリング船の燃料輸送への影響調査 | 1 |
2019 | C.(株)S&P Global Platts社 | データ購入 | 0 |
2019 | 株式会社燃料油脂新聞社 | 新聞購入 | 0 |