気候・海洋情報処理業務

2020

海洋政策地球温暖化対策ＩＴ戦略

府省庁: 国土交通省

事業番号: 0097

担当部局: 気象庁　地球環境・海洋部海洋気象課気候情報課

事業期間: 1992年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施

事業の目的

　海洋に関する様々な観測データを収集・整理し、その変化傾向等を評価した「海洋の健康診断表」を公表することにより、海洋環境の把握を促進するとともに、地球温暖化予測に基づく適切な対策・海洋汚染の防止等の海洋環境保全のための対策の策定・実施に寄与する。
　また、日本の天候に密接に関係する太平洋・インド洋熱帯域における海洋の監視・予測情報(エルニーニョ監視速報）を提供するとともに、季節予報の発表・精度の向上や普及を図る。

事業概要

日本の周辺海域に自動昇降式フロート（中層フロート）を投入し、深さ2000ｍまでの水温･塩分の分布を観測･通報する。
また、大気と海洋の相互作用を考慮した新しい予測モデルを導入するとともに、衛星やブイ等の海洋観測データを活用することにより、精度の高いエルニーニョ等の海洋予測情報及び季節予報の作成・提供を行う。さらに、世界の異常気象の発生状況を毎週定期的に把握するとともに、特筆すべき異常気象が発生した場合には、臨時的な全球異常気象監視速報を発表し、また日本において、平年からの隔たりの大きな天候が続くと予測された場合には、早期天候情報を発表する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2017	-	40	0	0	0	0	40	40
2018	-	40	0	0	0	0	40	40
2019	-	41	0	0	0	0	41	40
2020	-	38	0	0	0	0	38	-
2021	38	-	-	-	-	-	-	-

成果目標及び成果実績（アウトカム）

令和5年度に、2週間気温予報及び早期天候情報（それぞれ令和元年6月19日より提供開始）に関する気象庁HPの合計利用回数を、提供開始年度である令和元年度の合計利用回数の1.5倍とする。

2週間気温予報及び早期天候情報に関する気象庁HPの合計利用回数（１日あたりの合計アクセス数）（目標：2023年度に27000 件）

年度	当初見込み	成果実績
2017	- 件	- 件
2018	- 件	- 件
2019	- 件	18000 件

活動指標及び活動実績（アウトプット）

自動昇降式フロートの運用数

年度	当初見込み	活動実績
2017	30 個	30 個
2018	30 個	30 個
2019	30 個	30 個

エルニーニョ監視速報発表回数

年度	当初見込み	活動実績
2017	12 回	12 回
2018	12 回	12 回
2019	12 回	12 回

全球異常気象監視速報発表回数

年度	当初見込み	活動実績
2017	52 回	58 回
2018	52 回	55 回
2019	52 回	53 回

季節予報発表回数（全般・地方予報延べ数）

年度	当初見込み	活動実績
2017	792 回	792 回
2018	792 回	792 回
2019	1366 回	1366 回

海洋の健康診断表の公表回数

年度	当初見込み	活動実績
2017	444 回	445 回
2018	444 回	444 回
2019	444 回	444 回

主要な支出先

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2019	三興通商株式会社	中層フロート（アルゴス通信型）の購入	30
2019	株式会社キュービック・アイ	中層フロートデータ処理サービス（アルゴス通信）（単価契約）	3
2019	株式会社トータル・サポート・システム	電子計算機の購入	1
2019	株式会社マリン・ワーク・ジャパン	Ａｒｇｏ新規データ処理支援	1
2019	株式会社マリン・ワーク・ジャパン	Ａｒｇｏ新規データ処理支援	1
2019	株式会社マリン・ワーク・ジャパン	Ａｒｇｏ新規データ処理支援	1
2019	株式会社マリン・ワーク・ジャパン	Ａｒｇｏ新規データ処理支援	1
2019	株式会社吉野計測	アース付テーブルタップほかの購入	1
2019	株式会社イワナシ	電子辞書ほかの購入	1

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