新船型開発・設計能力の強化
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0414
担当部局: 海事局 海洋・環境政策課 船舶産業課
事業期間: 2016年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
船舶の省エネや水中静音性能の定量評価を可能とするための数値シミュレーションの高度化に係る調査研究や、生産設計工程における生産設計者の負担軽減、手戻り発生の防止等に資する調査研究・技術開発を行い、もって我が国海事産業の生産性向上、国際競争力の強化を図る。
事業概要
(平成28年度~令和元年度)実船まわりの流場及び騒音データの取得により、数値シミュレーション(CFD)による性能評価を可能とし、船舶設計開発から認証に至るプロセスの高度・効率化を図り、海事産業のイノベーションを加速する。また、性能評価手法を国際基準化し、我が国の高性能な船舶の性能が「見える化」されることで、我が国海事産業の国際競争力の向上を図る。
(令和元年度~)船舶の設計工程のうち、部材の取付け位置・順序などを決定する生産設計の工程において、AIを活用した設計支援システムを構築することで、生産設計者の負担軽減、手戻り発生の防止等による現場作業の効率化を図る。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 124 | 0 | 0 | 0 | 0 | 124 | 121 |
2018 | - | 83 | 0 | 0 | -82 | 0 | 1 | 0 |
2019 | - | 82 | 0 | 82 | 0 | 0 | 164 | 164 |
2020 | - | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 79 | - |
2021 | 130 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
船舶建造量の世界シェアを令和7年までに30%にする
船舶建造量の世界シェア (日本の建造量/世界の建造量) (目標:2025年度に30 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - % | 19 % |
2018 | - % | 25 % |
2019 | - % | 24 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
CFDの高度化に係る調査研究の実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 1 件 | 1 件 |
2018 | 1 件 | - 件 |
2019 | 1 件 | 1 件 |
生産設計支援AIの構築に係る調査研究の実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | - 件 |
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社日本海洋科学 | 実船の流場計測等による船舶の高度性能評価システムの構築のための調査研究業務 | 82 |
2019 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | AI技術等の活用による船舶の高度な設計支援技術の構築のための調査研究業務 | 81 |