軽水炉の事故時熱流動調査委託費
府省庁: 原子力規制委員会
事業番号: 0037
担当部局: 原子力規制委員会原子力規制庁 長官官房技術基盤グループ 安全技術管理官(システム安全担当)付
事業期間: 2015年〜2015年
会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
東京電力福島第一原子力発電所事故における教訓及び知見を踏まえて、原子力規制委員会が審査及び安全性向上評価の確認において的確な判断を行うためには、その根拠となる最新の技術的知見を取得する必要がある。本事業では、多重故障事故時の熱流動現象等、これまで十分な知見が取得されていない幾つかの軽水炉の事故時熱流動にかかわる知見を取得し、審査及び安全性向上評価の確認における判断に活用していくことを目指す。また、取得した技術的知見を国産システム解析コードの開発におけるモデル化及びその妥当性確認に活用することを目指す。
事業概要
事故時の熱流動挙動に係る知見について熱流動実験を実施して、広い熱水力条件を包絡する実験データを取得する。原子炉熱流動実験においては、高圧の熱流動ループ及び燃料を模擬する試験体を整備し、燃料伝熱特性に係る実験的知見を取得する。格納容器実験では、大型の格納容器実験装置を整備して、格納容器内の熱流動に係る実験的知見を取得する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | - | 945 | 0 | 0 | 0 | 0 | 945 | 934 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
安全研究を通じて蓄積した知見を個々の審査等に活用する。
安全研究の成果の反映を含めた規制基準等の策定、見直しを図った件数 (目標:2015年度にNone 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 件 | - 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
上記目標を達成するために実施したプロジェクトにおいて作成したNRA技術報告、研究報告等の数 【内訳】 NRA技術報告:0件(H26年度実績)、0件(H27年度実績) 論文:0件(H26年度実績)、0件(H27年度実績) 学会等発表:0件(H26年度実績)、0件(H27年度実績)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | - 件 | - 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 事故時の熱流動についての調査・研究 | 934 |
2015 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 高圧熱流動試験装置の製作 | 352 |
2015 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 大型格納容器試験装置の改造 | 259 |
2015 | アイリス株式会社 | ガス濃度計測システムの製作 | 80 |
2015 | 原子力エンジニアリング株式会社 | 試験装置の運転保守 | 48 |
2015 | 日本精密株式会社 | 実験用コンプレッサーの製作 | 21 |
2015 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 試験装置の点検・管理 | 9 |
2015 | 原子力エンジニアリング株式会社 | 試験装置の点検・管理 | 8 |
2015 | アイエックス・ナレッジ株式会社 | 試験のデータ処理 | 7 |
2015 | 太陽計測株式会社 | 試験装置の点検・管理 | 7 |
2015 | 株式会社共和電業 | データロガーの購入 | 6 |
2015 | 株式会社シー・エス・エー・ジャパン | 大型非定常実験等の解析 | 3 |
2015 | 株式会社先端力学シミュレーション研究所 | 単体試験体熱流動解析 | 3 |
2015 | 株式会社守谷商会 | 格納容器試験のデータ計測器の購入 | 1 |
2015 | 株式会社守谷商会 | 格納容器試験の計測機器の購入 | 1 |
2015 | 太陽計測株式会社 | 電送機設定ツール等の購入 | 1 |
2015 | アイリス株式会社 | ターボポンプの修理 | 1 |
2015 | 太陽計測株式会社 | 試験装置の運転保守 | 1 |
2015 | アイリス株式会社 | ガス濃度分析装置用圧力計の購入 | 1 |
2015 | アイリス株式会社 | 熱電対等の購入 | 0 |
2014 | B社 | 0 | |
2014 | B社 | 0 | |
2014 | A社 | 0 | |
2014 | A社 | 0 |