地下水位のリアルタイム観測手法に関する検討
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0489
担当部局: 国土技術政策総合研究所 河川研究部 海岸研究室
事業期間: 2018年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
2018年、台風21号が北海道西岸を通過後、北海道胆振地方で震度7の地震が発生し、高潮・降雨と地震が間を置かず発生する複合災害のリスクが再確認された。盛土堤防の場合、潮位や降雨による地下水位の上昇で液状化層厚も増大し、盛土堤防の耐震性能が低下することが懸念されるため、複合災害に対応した地下水位観測のあり方を明確化し、同観測による盛土堤防の複合災害対策の推進に資することを目的とする。
事業概要
本研究は、複合災害(高潮・降雨等に伴う地下水位上昇後の地震発生)による盛土堤防地盤の液状化リスク評価のための地下水位観測手法の調査を行うものである。具体的には、通常の地下水位観測に加え、地下水位の観測データと潮位・河川水位・雨量の観測データとの相関式を作成することによって、地下水位を長期間観測しなくとも地下水位を推定できる技術を検討するものである。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 0 | 20 | 0 | -20 | 0 | 0 | 0 |
2019 | - | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 | 20 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和元年度までに地下水位観測・推定手法に関するガイドライン案1本を作成する。
地下水位観測・推定手法に関するガイドライン案の作成数 (目標:2019年度に1 本)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 本 | - 本 |
2019 | - 本 | 1 本 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
地下水位観測・推定手法に関する研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2019 | 株式会社建設技術研究所 | 海岸堤防の液状化リスク評価のための地下水位推定手法調査業務 | 20 |