新しい木質材料を活用した混構造建築物の設計・施工技術の開発
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0462
担当部局: 大臣官房 技術調査課
事業期間: 2017年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
我が国では、庁舎や病院など中層・大規模な建築物において木造建築物の需要が高いが、4階建て以上の木造は耐火建築物とする必要があり、また、木材を建築物に現し(あらわし。材料を露出させる仕上げをいう。)で用いることに対するニーズが極めて高いため、これらの要求を満たすCLT等の木質系大型パネルを用いた木造とS造(鉄骨造)やRC造(鉄筋コンクリ-ト造)などの耐火構造との混構造建築物の構造設計法の提案等を目的とする。
事業概要
CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)等の木質系大型パネルを用いた、木造と他構造種別・他構法(集成材構造・2X4工法)の混構造建築物における、材料の特性を活かした可変性の拡大、施工期間の短縮等を実現するため、構造設計法を開発するとともに、設計例の提示、防耐火上の関連技術資料の整備、外壁の推奨仕様等の提示を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 91 | 0 | 0 | 0 | 0 | 91 | 90 |
2018 | - | 57 | 0 | 0 | 0 | 0 | 57 | 56 |
2019 | - | 54 | 0 | 0 | 0 | 0 | 54 | 53 |
2020 | - | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 51 | - |
2021 | 37 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和3年度までにCLT等を活用した混構造建築物の設計・施工技術に関する技術資料類等を5本策定する
CLT等を活用した混構造建築物の設計・施工技術の開発および技術資料類等の策定 (目標:2021年度に5 null)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | - |
2018 | - | - |
2019 | - | 1 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
CLT等を活用した混構造建築物の設計・施工技術に関する研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - - | - - |
2018 | 1 - | - - |
2019 | 1 - | 1 - |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社広田鉄工所 | 鉄骨架構実験用部材等の製作 | 5 |
2019 | 株式会社ファインコラボレート研究所 | 木質混構造建築物の維持管理に資する技術情報整備のための検討業務 | 4 |
2019 | 三生技研株式会社 | 耐火実験用コンクリート梁試験体製作 | 1 |
2019 | アイエヌジー株式会社 | 混構造プロトタイプ建築物に係る通常火災終了時間等算出業務 | 1 |
2019 | 株式会社現代計画研究所 | 改正基準法に基づく混構造建築物(鉄骨系事務所)の設計図書修正業務 | 1 |
2019 | 株式会社現代計画研究所 | 混構造建築物(庁舎等用途)の基本設計図面作成業務 | 1 |
2019 | アシス株式会社 | 混構造建築物の架構実験におけるCLT袖壁の設置業務 | 1 |
2019 | 公益社団法人ロングライフビル推進協会 | 中層木造建築物の外壁の長期的な耐久性能の確保に関する情報の整理業務 | 1 |
2019 | 株式会社東亜理科 | 庇を用いた上階延焼防止実験の実験補助業務 | 1 |
2019 | 株式会社東亜理科 | 鉄骨CLT床試験体製作業務 | 1 |