地下街防災推進事業

2020

国土強靱化施策

府省庁: 国土交通省

事業番号: 0104

担当部局: 都市局街路交通施設課

事業期間: 2014年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

　「地下街の安心避難対策ガイドライン」を基に、地下街管理会社等に対して、天井板等設備の安全点検や、周辺の鉄道駅等との連携のもと、地下街の安全対策のための計画の策定を支援するとともに、計画に基づく避難通路や地下街設備の改修等を支援することで、民間投資を通じた地下街の安心避難対策の充実を図る。

事業概要

地下街は全国の拠点駅等に存在し利用者も多数に上っており、大規模災害の際には、利用者等が混乱状態となることが懸念される。また、天井等の老朽化が進んでいるほか、駅等からの避難者の流入も想定されることから、ハード・ソフトからなる利用者等の避難のため民間投資を通じた地下街の安心避難対策を行うことが必要である。
　近年の集中豪雨等に鑑み、浸水被害を軽減し、災害発生後の公共的通路の早期復旧を可能とするため、換気設備・排煙設備の開口部の改修、非常用発電機の高所への整備など、浸水対策支援も平成28年度から追加した。また、令和２年度からは、地下街の防災性向上に資する施設の整備と併せて実施する漏水対策も新たに支援対象に追加した。　（１）安全点検及び計画策定費補助　【補助対象事業費の１／３】　（２）対策工事費補助　【補助対象事業費の１／３】　　　補修工事、避難のための施設整備等

予算額・執行額

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2017	-	500	0	291	-391	0	400	330
2018	-	400	150	391	-150	0	791	760
2019	-	450	0	150	-193	0	407	407
2020	-	450	0	193	0	0	643	-
2021	360	-	-	-	-	-	-	-

成果目標及び成果実績（アウトカム）

防災対策のための計画に基づく取組に着手した地下街の箇所を令和2年度までに79箇所にする。

地下街防災推進計画に基づき事業を実施している地下街の数（目標：2020年度に79 箇所）

年度	当初見込み	成果実績
2017	- 箇所	54 箇所
2018	- 箇所	58 箇所
2019	- 箇所	61 箇所

令和5年度までに地下街を安全に利用できる人数を4,290千人とする。

地下街防災推進計画に基づく事業の実施により、防災対策が完了した地下街の来街者数（目標：2023年度に4290 千人）

年度	当初見込み	成果実績
2017	- 千人	1939 千人
2018	- 千人	1939 千人
2019	- 千人	2913 千人

活動指標及び活動実績（アウトプット）

地下街防災推進計画の策定に着手した地下街の数

年度	当初見込み	活動実績
2017	19 箇所	42 箇所
2018	15 箇所	4 箇所
2019	10 箇所	3 箇所

補助事業実施箇所数

年度	当初見込み	活動実績
2017	19 箇所	14 箇所
2018	15 箇所	15 箇所
2019	10 箇所	10 箇所

主要な支出先

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2019	株式会社セントラルパーク	天井点検（詳細）	133
2019	神戸市地下街防災推進協議会	耐震工事、天井改修工事	90
2019	株式会社ユニモール	天井点検（詳細）	58
2019	大阪地下街株式会社	耐震工事	43
2019	サカエチカマチ株式会社	耐震工事	34
2019	名古屋地下街株式会社	天井改修工事、避難誘導マップ作成	29
2019	株式会社フェスタ	誘導灯・非常照明LED化等	10
2019	新潟市地下街防災推進協議会	耐震診断調査	5
2019	福岡地下街開発株式会社	地下街防災推進計画及び基本計画・設計業務	3
2019	株式会社神戸新聞会館	地下街防災計画策定、耐震診断、概略補強案の作成	1

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