防火・避難規定等の合理化による既存建物活用に資する技術開発
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0460
担当部局: 大臣官房 技術調査課
事業期間: 2016年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
防火・避難規定や用途規制等の合理化・運用円滑化に向けて火災時の安全性や周辺環境への影響を技術的に評価可能とするために必要な技術開発を行い、既存建築物の活用の円滑化を図ることを本技術研究開発の目的とする。
事業概要
歴史的建築物などを含め既存建築物の有効活用のニーズが高まりつつある中、変更後の新たな用途に応じた適切なレベルの火災安全性を実効性をもって確保するため、建築基準法防火・避難規定全般の合理化に向けた技術開発を行う。歴史的町並みについては、現行の都市防火関係規制によらず、歴史的価値を維持しながら保存、活用するため、防火木造と同等レベルの火災安全性を地区として確保する手法の開発を行う。また、既存建築の用途変更に係る例外許可等の円滑化に向け、許可等の判断に資する建物用途の市街地環境影響の評価手法の開発を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 82 | 0 | 0 | 0 | 0 | 82 | 81 |
2018 | - | 59 | 0 | 0 | 0 | 0 | 59 | 57 |
2019 | - | 56 | 0 | 0 | 0 | 0 | 56 | 56 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和元年度までに防火・避難規定や用途規制等の合理化・運用円滑化に向けた技術基準案、ガイドライン案等を18本策定する。
防火・避難規定や用途規制等の合理化・運用円滑化に向けた技術基準案、ガイドライン案等の策定数 (目標:2019年度に9 null)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | 1 |
2018 | - | - |
2019 | - | 17 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
防火・避難規定や用途規制等の合理化・運用円滑化に向けた研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - - | 1 - |
2018 | 9 - | - - |
2019 | 9 - | 17 - |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社アルテップ | 建物用途規制の緩和型運用に係る技術資料の改良業務 | 11 |
2019 | 公益社団法人ロングライフビル推進協会 | 建築物の開口部に設ける防火設備の要求性能の合理化を目的とした資料収集整理業務 | 5 |
2019 | 遠藤科学株式会社 | 赤外線熱映像カメラ(2000℃対応)購入 | 4 |
2019 | 八洲貿易株式会社 | 酸素分析計1台購入 | 3 |
2019 | 三生技研株式会社 | 区画火災実験用内装等施工業務 | 1 |
2019 | パナソニックライフソリューションズクリエイツ株式会社 | 小規模物販店舗における屋内外の照明環境シミュレーション業務 | 1 |
2019 | 株式会社地域計画連合 | 防火地域等指定解除時における検討・調整フローの整理業務 | 1 |
2019 | 株式会社アルテップ | 延焼のおそれのある部分に関する運用資料作成業務 | 1 |
2019 | 一般財団法人ベターリビング | 発熱性試験業務 | 1 |
2019 | 株式会社けんちく工房邑 | 屋根の発熱性試験体の製作業務 | 1 |