オゾン層保護基金拠出金(義務的拠出金)

府省庁: 外務省

事業番号: 0355

担当部局: 国際協力局 地球環境課

事業期間: 1991年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: その他

事業の目的

本件事業は、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書に基づき、途上国のオゾン層保護対策支援を行うことを目的としている。地球規模の環境問題であるオゾン層保護対策を効果的・効率的に推進する上では途上国に対する支援措置が不可欠であるところ、我が国が本件事業を通じて協力を行う意義は大きい。

事業概要

開発途上国におけるオゾン層破壊物質(ODS)生産・消費削減プロジェクトを策定・実施している。同基金への拠出金は、モントリオール議定書第10 条に基づき、基金の支援対象となる途上国以外の締約国により、本議定書締約国会合において決定された予算額及び国連分担率に基づき拠出される(平成30-令和元年における我が国の分担率は14.6371%)。我が国は基金発足当初より執行委員会の常任メンバーとして基金の運営に参画・貢献しており、同基金に対する拠出を通じ、我が国の方針を反映しつつ、オゾン層の保護のための効果的かつ効率的な取組を推進する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-2,76100002,7612,761
2018-2,59600002,5962,596
2019-2,62200002,6222,622
2020-2,61200002,612-
20212,588-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018201920202021050010001500200025003000Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

途上国におけるハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の消費量を削減,最終的には全廃する(不可欠用途分を除く)。

基金執行委員会会合で事務局から示される途上国におけるHCFCの残存消費量(オゾン破壊係数(ODP)トン換算)

年度当初見込み成果実績
2017- ODPトン13296.45 ODPトン
2018- ODPトン12989.46 ODPトン
2019- ODPトン12564.13 ODPトン

事務局に一定割合の邦人職員(専門職以上)を確保する。

日本再興戦略に掲げた国連関係機関の邦人職員の目標(3.1%)に基づく(事務局は15 人の専門職以上の職員から構成されるため、目標値は1名)。(なお、幹部職員については、枠が少ないため、目標設定は困難。)

年度当初見込み成果実績
2017- 人- 人
2018- 人- 人
2019- 人- 人

事務局に一定割合の邦人幹部職員を確保する。

現状の1名を維持する。(幹部は計2名。)

年度当初見込み成果実績
2017- 人1 人
2018- 人1 人
2019- 人1 人

活動指標及び活動実績(アウトプット)

規制措置及び対象国の状況に応じた累計プロジェクト承認件数。

年度当初見込み活動実績
2017- 件数7934 件数
2018- 件数8058 件数
2019- 件数8277 件数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019モントリオール議定書多数国間基金基金の下での途上国におけるプロジェクト実施2,622

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