バーゼル条約拠出金(義務的拠出金)
府省庁: 外務省
事業番号: 0304
担当部局: 国際協力局 地球環境課
事業期間: 1993年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
本件事業により、バーゼル条約の目的である、有害廃棄物及びその他の廃棄物の越境移動並びにその処分の規制について、国際的な枠組みの策定と環境の保護等を推進することが可能となる。有害廃棄物及びその他の廃棄物の発生の増加及び複雑化並びにこれらの廃棄物の国境を越える移動によって引き起こされる人の健康及び環境に対する脅威は、我が国にとっても重大な問題であり、有害廃棄物及びその他の廃棄物の越境移動並びにその処分の規制を国際的に進める本件事業は我が国にとっても重要である。
事業概要
本件事業は、条約事務局の活動を支援するための基金に拠出する義務的拠出金。拠出金は全締約国が国連分担率に基づいて算出された拠出率に応じた額の拠出を求められている。条約事務局は、同基金を活用し、締約国会議の準備、条約に基づく報告書作成、他の関係国際機関との協力、廃棄物処分等に関する情報収集及び締約国への送付、廃棄物処理等に関する技術の普及、締約国会議が決定する他の任務の遂行等の活動を実施している。我が国は、本件事業を行うことによって締約国の資格を有し、締約国会議に参加している。その上で、 同会議において有害廃棄物及びその他の廃棄物の国境を越える移動の規制を強化することにより我が国の利益を確保するとともに、これらの廃棄物を環境上適正に処理し、その国境を越える移動の量を削減することに向けた交渉を行っている。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 69 | 0 | 0 | 0 | 0 | 69 | 69 |
2018 | - | 65 | 0 | 0 | 0 | 0 | 65 | 65 |
2019 | - | 64 | 0 | 0 | 0 | 0 | 64 | 64 |
2020 | - | 57 | 0 | 0 | 0 | 0 | 57 | - |
2021 | 57 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
締約国会議等において我が国が参画して達成された合意形成の増加
締約国会議における決議数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 決議数 | 24 決議数 |
2018 | - 決議数 | - 決議数 |
2019 | - 決議数 | 29 決議数 |
事務局に一定割合の邦人職員(専門職以上)を確保する。
日本再興戦略に掲げた国連関係機関の邦人職員数の目標(3.1%)に基づく(事務局は37名の専門職以上の職員から構成されるため、目標値は1名)。(なお幹部職員については、枠が少ないため、目標設定は困難。)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 人 | 1 人 |
2018 | - 人 | 2 人 |
2019 | - 人 | 3 人 |
締約国会議の決議に向けた提案(文書数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - | - |
2018 | - | - |
2019 | - | - |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
締約国会議の決議に向けた提案(文書数)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 111 提案数 | 110 提案数 |
2018 | - 提案数 | - 提案数 |
2019 | - 提案数 | 158 提案数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | バーゼル条約事務局 | バーゼル条約の実施・運営に係る事務局業務の実施 | 64 |