化学兵器禁止機関(OPCW)分担金

府省庁: 外務省

事業番号: 0178

担当部局: 軍縮不拡散・科学部 生物・化学兵器禁止条約室

事業期間: 1993年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: その他

事業の目的

化学兵器禁止条約(CWC)は,化学兵器の生産・保有等を包括的に禁止し,既存の化学兵器の全廃を定めるとともに,条約上定められた検証制度(申告,査察等)を通じて条約の遵守を確保するもの。大量破壊兵器である化学兵器の全廃という条約上の目的実現に寄与するべく,締約国は,CWCの実施機関である化学兵器禁止機関(OPCW)が実施する検証活動、締約国による条約の実施促進に向けた活動に要する費用その他OPCWの運営費等を分担金として負担する。

事業概要

CWCには,条約の完全な履行を確保するために,申告,査察等の検証制度が設けられている。OPCWは,各国の申告に基づき,化学兵器及び化学産業(条約で定められた化学物質を取り扱う締約国内の企業等)に対する査察等を実施している。また,CWCの普遍化(締約国数の拡大)促進及び各締約国によるCWCの国内実施の強化は,CWCの完全な履行のために,また,非国家主体によるテロ対策にとっても極めて重要であることから,発展途上国を対象にした様々なセミナーやワークショップを多数実施している。また,化学兵器による攻撃が行われた場合に,緊急かつ適切な援助が実施できるよう,援助・防護計画の整備も行う等,CWCの完全な履行のために様々な事業を実施している。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-7800000780780
2018-7930000793662
2019-8370000837760
2020-7130000713-
2021696-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

大量破壊兵器の一つである化学兵器の不拡散や化学テロの脅威等を低減するため,化学兵器禁止条約(CWC)の普遍化・国内実施等を強化する。

締約国数

年度当初見込み成果実績
2017- 回192 回
2018- 回193 回
2019- 回193 回

OPCWに勤務する邦人職員数

邦人職員数

年度当初見込み成果実績
2017- 人2 人
2018- 人2 人
2019- 人3 人

OPCWに勤務する邦人幹部職員数

邦人幹部職員数

年度当初見込み成果実績
2017- 人- 人
2018- 人- 人
2019- 人1 人

活動指標及び活動実績(アウトプット)

OPCWが実施する化学兵器廃棄関連査察及び化学産業検証関連査察の回数

年度当初見込み活動実績
2017350 回314 回
2018300 回299 回
2019300 回301 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019化学兵器禁止機関国際機関の運用費等760

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