先端計算科学等を活用した新規機能性材料合成・製造プロセス開発事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 新22-0013
担当部局: 製造産業局 素材産業課
事業期間: 2022年〜2026年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負、交付
事業の目的
電子材料等の機能性化学品やセラミックコンデンサー等のファインセラミックスにおいて、経験や勘、ノウハウに基づいて行われている合成プロセスや、エネルギー多消費の製造プロセスを高効率で少量多品種生産に対応するため、計算科学等を活用した合成プロセス設計技術や、エネルギー消費量削減の製造プロセス技術等を開発する。
事業概要
(1)機能性化学品の連続精密生産プロセスPJ:機能性化学品の製造手法を従来のバッチ法からフロー法への置き換えや、合成プロセス設計により、廃棄物排出量を大幅削減できる省エネ型製造プロセスに関する技術の開発に取り組む。
(2) ファインセラミックスの革新製造プロセスPJ:セラミックス製造工程を統一的に解析できるプロセスシミュレーターの開発により、6G用電子機器向けファインセラミックスに求められる超小型化・高信頼化を実現するためのナノミクロン~ミクロンオーダーの微細な構造の制御を可能とするとともに、大幅な省エネプロセスにつながる低温焼結プロセス等の革新的な製造プロセス技術開発を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2022 | 3,170 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
(1)機能性化学品の連続精密生産プロセスPJ:基幹5反応について、150時間以上連続運転可能な不均一系触媒(収率90%以上)を20種類以上開発し、PIを活用して少生産量市場向け連続精密生産装置(生産性:~10g/h程度)を構築する。
少量生産市場向け装置に適用するため、開発する反応の数 ※5年度まで:収率85%を20種以上 ※7年度まで:収率90%を20種以上 (目標:2025年度に20.0 種)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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(1)機能性化学品の連続精密生産プロセスPJ:精密連続生産による機能性化学品の出荷額3,200億円。
出荷額 (目標:2035年度に3200.0 億円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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(2)ファインセラミックスの革新製造プロセスPJ:ファインセラミックス製造プロセスについて、高性能化、高品質化、省力化等を実現可能とする新規プロセス(低温焼成等)を20種類以上開発する。
開発する製造プロセスの数 (目標:2026年度に20.0 種)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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(2)ファインセラミックスの革新製造プロセスPJ:ファインセラミックスの出荷額令和元年度比1兆円増。
出荷増加額(令和元年度比) (目標:2035年度に10000.0 億円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
(1)機能性化学品の連続精密生産プロセスPJ:研究開発項目数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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(2)ファインセラミックスの革新製造プロセスPJ:研究開発項目数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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