休廃止鉱山の鉱害防止に係るエネルギー使用合理化事業費補助金
府省庁: 経済産業省
事業番号: 20-0263
担当部局: 産業保安グループ 鉱山·火薬類監理官付
事業期間: 2018年〜2022年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 補助
事業の目的
金属鉱山等は、採掘活動終了後もヒ素、カドミウム、鉛等の重金属を含む坑廃水が排出されるため、水質の汚濁等をもたらすことがあり、処理対策を放置すれば人の健康被害等の深刻な鉱害を引き起こすことになる。そのような休廃止鉱山を管理する地方公共団体等は、大量の電力を消費し、昼夜問わず継続して大量の坑廃水の処理を行っており、休廃止鉱山における鉱害対策に必要なエネルギーの合理化が求められている。このため、地方公共団体等が実施する鉱害防止事業におけるエネルギー合理化に資する事業に要する経費の一部を補助することにより、鉱山全体におけるエネルギー使用合理化を推進し、もって将来的に坑廃水処理にかかる消費エネルギー量の削減を目指し、長期的かつ合理的な鉱害防止を実施する。
事業概要
鉱害防止義務者が存在しない鉱山にあっては、地方公共団体が事業主体となる鉱害防止事業等の坑廃水処理施設の改修に伴う高効率設備導入等、鉱害防止義務者が存在する鉱山にあっては、坑廃水処理事業の施設の改修に伴う高効率設備導入等のうち、義務者に原因行為のない汚染分(自然汚染・他者汚染)の処理費用に対し、おのおの補助金(補助率3/4)を交付する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 664 | 0 | 0 | 0 | 0 | 664 | 25 |
2019 | - | 230 | 0 | 0 | -5 | 0 | 225 | 51 |
2020 | - | 300 | 0 | 5 | -227 | 0 | 78 | 73 |
2021 | - | 477 | 0 | 227 | 0 | 0 | 704 | - |
2022 | 519 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
鉱山における消費エネルギーの削減に繋がる設備の導入等の対策により、令和12年度までに全国の休廃止鉱山における電力使用量を1,017万kwh削減を目指す。
電力削減量 (目標:2030年度に1017.0 万kWh)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 万kWh | - 万kWh |
2019 | - 万kWh | - 万kWh |
2020 | - 万kWh | - 万kWh |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
補助金を交付した休廃止鉱山数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 12 鉱山 | 2 鉱山 |
2019 | 9 鉱山 | 8 鉱山 |
2020 | 3 鉱山 | 3 鉱山 |