建築物のエネルギー消費性能の向上を目指したファサード設計法に関する研究
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0448
担当部局: 国土技術政策総合研究所 住宅研究部 建築環境研究室
事業期間: 2017年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
建築物の省エネルギー化を更に推し進めるために、設備機器にかかる負荷自体を削減し得るファサード(外壁、屋根、窓などの外皮)の評価法及び設計法を構築する。
事業概要
建築物のCO2排出量は、2030年までに2013年比40%の削減が求められており(「日本の約束草案」H27.7)、建築物の更なる省エネルギー化が不可欠である。更なる省エネルギー化を達成するためには、高効率機器の導入だけではなく、より建築プロセスの上流側であるファサードの設計(外壁、窓、屋根などの外皮設計)を見直す必要がある。しかし、ファサードの仕様による設備のエネルギー消費量への複合的な影響を統合的に評価する手法は確立されていない。そこで、本研究では、エネルギー消費性能に関するファサード(外壁、屋根、窓などの外皮)の評価法を構築するとともに、設計法の整備を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 15 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 11 |
2018 | 11 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 11 |
2019 | 11 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
平成31年度までに、建築物省エネ法に向けた高度化したエネルギー消費性能評価法案及びファサード設計法(ガイドライン)案を各1本作成する。
・建築物省エネ法に向けた建築物のエネルギー消費性能評価法の追加項目数。 ・ファサード設計法(ガイドライン)の策定数 (目標:2019年度に2 本)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 本 | - 本 |
2018 | - 本 | - 本 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
エネルギー消費性能に関するファサードの評価法、及び、設計法の開発に関する研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 2 件 | 1 件 |
2018 | 2 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | 株式会社建築環境ソリューションズ | ファサード仕様の組合せに応じた建築物のエネルギー消費量の解析補助業務 | 7 |
2017 | 株式会社建築環境ソリューションズ | 建築物におけるファサードの環境性能の指標に関する調査整理業務 | 4 |
2017 | 株式会社OCAEL | 非住宅建築物の暖房時における室内温度気流分布の解析補助業務 | 1 |
2017 | 美津野商事株式会社 | パーソナルコンピュータ購入 | 1 |
2017 | 美津野商事株式会社 | 無停電電源装置購入 | 0 |
2017 | 株式会社トータル・サポート・システム | ノートパソコン外1点購入 | 0 |
2017 | 美津野商事株式会社 | ハ-ドディスク購入 | 0 |
2018 | 株式会社日の丸商事 | 環境実験装置撤去業務 | 0 |