GOSATシリーズによる地球環境観測事業

府省庁: 環境省

事業番号: 20-0315

担当部局: 地球環境局 総務課脱炭素化イノベーション研究調査室

事業期間: 2006年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

○平成21年のGOSAT打ち上げからこれまでの観測結果と成果を国内外に向け発信することで、データの利用促進と気候変動に関する政策の立案・実施に貢献する。
○他国が自らGOSATシリーズのデータを政策決定に利活用できるようにすることで、排出量削減目標に関する政策などに貢献する。 ○GOSATシリーズによる継続的な全球のGHG観測体制を構築する。

事業概要

○主要な温室効果ガス(GHG)である二酸化炭素やメタンの全球濃度分布とその時間的変動等、GOSATおよびGOSAT-2の継続した観測データを解析することで得られた知見を簡潔にまとめ、関係機関に限らず広く国内外に発信する。
○パリ協定に基づき各国が報告する温室効果ガス排出量との透明性の高い比較・検証手法として、GOSATシリーズの観測データを今後世界各国が自ら利活用できるよう、世界各国のGHG排出インベントリへの利活用を促進する。 ○宇宙基本計画及び工程表に基づき、GOSAT-GW衛星観測システム設計・試作を行い、令和5年度の打上げを目指す。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-7200007262
2019-855,0000-5,00008577
2020-1853305,000-4,7660749677
2021-18504,766004,951-
2022215-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20182019202020212022-7.5k-5k-2.5k02.5k5k7.5kHighcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

GOSAT観測データから算出される全大気中の月別温室効果ガス濃度について、3か月に1回(年4回)を目途に公表する。

全大気中の月別温室効果ガス濃度の公表回数

年度当初見込み成果実績
2018- 回4 回
2019- 回4 回
2020- 回4 回

活動指標及び活動実績(アウトプット)

GOSATの観測データによって得られた結果を国内外へ情報発信するための広報イベント・報道発表の回数

年度当初見込み活動実績
20183 回4 回
20193 回2 回
20203 回2 回

GOSAT-GW衛星センサおよび地上設備開発において、開催を予定している審査会の進捗状況。(審査会開催実績/審査会開催予定数で開発の進捗率を算出) <補足> ※審査会は、開発開始から衛星打ち上げ後の定常運用移行までの各開発工程毎に開催され、開発の進捗が確認される。計7回実施予定。

年度当初見込み活動実績
201828.6 %28.6 %
201942.8 %42.8 %
202057.1 %57.1 %

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020国立研究開発法人国立環境研究所令和2年度 温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)シミュレーター開発委託業務666
2020株式会社ジャムコ航空機プラットフォームによるCO2ならびにNO2観測機器・システムを開発する。447
2020紀本電子工業株式会社地上および船舶プラットフォームによるCO2, CH4, NO2観測機器・システムを開発する。112
2020富士通Japan株式会社TANSO-3センサ数値モデルおよびL1/L2プロダクト作成機能の開発とそれを用いたシミュレーション結果の評価を行う。68
2020株式会社数理計画CO2, CH4, NO2について、日本域10km、東京圏1kmのグリッドデータセットの作成支援を行う。6
2020Harris Geospatial株式会社衛星データの簡易解析ツールの維持改訂と公開を行う。1

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