化学物質環境リスク初期評価推進費

府省庁: 環境省

事業番号: 20-0257

担当部局: 環境保健部 環境リスク評価室

事業期間: 1997年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

環境媒体を経由した化学物質による人の健康や生態系へのリスクについて、その初期評価(スクリーニング評価)を行い、環境リスクの高い物質を抽出し、必要な措置の実施を促すことにより、化学物質による人や水生生物への影響を未然に防止する。この際、規制当局部局における要望や最新の知見等を踏まえつつ、優先的に評価すべき物質を合理的に絞り込むとともに、潜在的に環境リスクが高いおそれがあると指摘される実態等が不明確な物質についても、評価手法を確立し、的確にリスク評価を行う。

事業概要

潜在的に人の健康や生態系に有害な影響を及ぼす可能性のある化学物質に関して、それぞれの大気、水質、土壌等の環境媒体を経由した環境の保全上の支障を生じさせる蓋然性(環境リスク)について、環境媒体を経由したばく露量と毒性を科学的な観点から定量的に検討を行った上で、両者の比較によるリスク初期評価(スクリーニング評価)を行う。また、この際、既存の知見が少ない物質等については、必要に応じ、生態毒性に係る試験を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-8100008174
2019-8300008379
2020-8300008380
2021-84000084-
202284-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20182019202020212022020406080100Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

初期リスク評価(成果指標に記載の物質等について毎年10物質程度の実施を目標とする)により、環境リスクの高い物質を抽出し、規制担当部局における必要な措置の実施を促す。

「水環境保全に向けた取組のための要調査項目」及び「有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質」について、初期リスク評価を行い、それぞれの規制担当部局へ評価結果を示した累積物質数(毎年10物質程度追加を目標とする)

年度当初見込み成果実績
2018- 物質276 物質
2019- 物質284 物質
2020- 物質294 物質

活動指標及び活動実績(アウトプット)

環境リスク初期評価物質数

年度当初見込み活動実績
201814 物質17 物質
201914 物質16 物質
202014 物質15 物質

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020国立研究開発法人国立環境研究所令和2年度化学物質環境リスク初期評価等実施業務53
2020日本エヌ・ユー・エス株式会社令和2年度化学物質健康リスク初期評価等実施業務24
2020一般財団法人地球・人間環境フォーラム環境リスク初期評価関連調査等に係る補助業務15

レビューシートを開く

構想日本
日本大学尾上研究室
Visualizing.JP
特定非営利活動法人Tansa
JUDGIT! Chrome、Firefox、Safari、Edgeの
最新バージョンをご利用ください