南極地域観測事業に必要な経費
府省庁: 文部科学省
事業番号: 20-0278
担当部局: 研究開発局 海洋地球課
事業期間: 1956年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
地球温暖化をはじめ地球規模での環境問題が拡大する中、極域特有の大気、海洋、雪氷等に関する研究・観測を実施することにより、地球規模での気候・環境変動のメカニズムの解明に資する。
事業概要
南極地域観測統合推進本部(本部長:文部科学大臣)において策定された南極地域観測計画に基づき、地球温暖化など地球環境変動の解明に向けた各分野における地球の諸現象に関する研究・観測を推進するため、南極地域において継続的に種々の観測を実施する。そのために、南極観測船「しらせ」による南極地域(昭和基地)への観測隊員・物資等の輸送を実施するとともに、「しらせ」及び南極輸送支援ヘリコプターの保守・整備等を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 5,064 | -1 | 0 | 0 | 0 | 5,063 | 4,344 |
2019 | - | 4,757 | -2 | 0 | 0 | 0 | 4,755 | 4,520 |
2020 | - | 4,094 | -55 | 0 | 0 | 0 | 4,039 | 3,398 |
2021 | - | 4,199 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4,199 | - |
2022 | 4,600 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
南極地域観測計画に基づき、観測データを継続的に取得し得られたデータの公開を行う
公開したデータの種類 (目標:2021年度に29.0 種類)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 種類 | 29 種類 |
2019 | - 種類 | 29 種類 |
2020 | - 種類 | 29 種類 |
世界観測網や国際的枠組みへ参画し、我が国のプレゼンスを高める
国際的枠組みへの参画状況 (目標:2021年度に16.0 個)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 個 | 16 個 |
2019 | - 個 | 16 個 |
2020 | - 個 | 16 個 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
南極地域観測における定常観測の実施項目数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 18 項目 | 18 項目 |
2019 | 18 項目 | 18 項目 |
2020 | 18 項目 | 16 項目 |
南極地域観測態勢の維持に必要な物資の輸送状況
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 100 % | 100 % |
2019 | 100 % | 100 % |
2020 | 100 % | 100 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 防衛省 | 南極観測船及び南極輸送支援ヘリコプターの運用による輸送支援 | 3,079 |
2020 | 気象庁 | 気象観測の実施 | 111 |
2020 | 国土交通省 | 地理・地形観測、地震・重力観測の実施 | 96 |
2020 | 海上保安庁 | 海底地形調査、潮汐観測の実施 | 50 |
2020 | 総務省 | 電離層観測の実施 | 17 |
2020 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 電離層観測の実施 | 16 |
2020 | 国立大学法人東京海洋大学 | 海洋調査船の運用による観測支援 | 8 |
2020 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 | 海洋物理・化学観測の実施 | 8 |