グローバル産地づくり緊急対策事業のうちコミュニティ形成委託事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0022
担当部局: 輸出・国際局 輸出支援課
事業期間: 2019年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
2018年8月に農林水産物・食品輸出プロジェクト(GFP)を立ち上げ、GFP登録者を訪問して行う輸出診断及びGFP登録者が参加するイベント等を全国で開催し、登録者同士の交流を深めることによって新たなネットワークを構築し、農林水産物・食品の輸出の一層の拡大を行うことを目的として実施するものである。
事業概要
国が輸出に積極的に取り組もうとする産地・生産者等が参画するコミュニティを形成し、輸出に必要な情報を提供【委託費】
これまで、農林水産省職員、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)職員等が診断を希望するGFP に登録した生産者等を訪問し、ヒアリング・現地視察を通じて、輸出に向けた現状・課題認識や要望の把握を行う診断を強化してきたところ。また、もう一押しで輸出につながる生産者等に対するフォローアップ体制の強化や輸出機会創出のため、登録者間の交流を希望する生産者等や輸出事業者等が、ネットワーク形成をより効率的に行えるようにするための交流会等をオンラインもしくは対面を通じて行ってきた。本事業では、農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略を踏まえ、これまでの取組を基本としつつ、より効率的・効果的な取組となるよう、GFP に登録した生産者等の輸出取組状況に応じた支援、具体的には、「Ⅰ.既に輸出の実績を出している者」、「Ⅱ.もう一押しで輸出をのばせる者」、「Ⅲ.意欲はあるが準備段階の者」、の分類に応じた支援を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 0 | 77 | 70 | -77 | 0 | 70 | 70 |
2020 | - | 0 | 175 | 77 | -175 | 0 | 77 | 77 |
2021 | - | 0 | 0 | 175 | 0 | 0 | 175 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
輸出診断を希望する者(農林漁業者・食品事業者)のうち実際に輸出診断等のサービスを活用した者を中心とした者の輸出額の平均値を15%増加(1年目)
輸出診断を希望する者のうち、実際に輸出診断等のサービスを活用した者を中心にアンケート調査を実施し、輸出額の平均値及び輸出額を算出。 【輸出額の平均値の伸び率】 A:対象者の対象年度の輸出額の平均値 B:対象者の前年度の輸出額の平均値 =(A-B)/B (目標:2021年度に15.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - % | - % |
2020 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
GFP輸出診断等実施回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 250 件 | 236 件 |
2020 | 200 件 | 239 件 |
GFP登録者が参加できる交流会等の開催件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 9 回 | 8 回 |
2020 | 4 回 | 3 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | アクセンチュア株式会社 | GFP登録者が参加できる交流会の運営、輸出診断業務、優良事例の発信、輸出診断チェックレポートの見直し、GFP産地連携部会等の開催及び課題抽出 | 77 |
2020 | 株式会社ノット | GFP輸出診断に係る訪問管理・調整、訪問実施等 | 18 |