外務省情報ネットワーク・LANシステムの整備及び運用(情報通信技術調達等適正・効率化推進費)
府省庁: 内閣官房
事業番号: 新21-0018
担当部局: 内閣官房副長官補 情報通信技術(IT)総合戦略室
事業期間: 2021年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
外部と遮断された「クローズドLAN」と、外部接続を可能とする「オープンLAN」の2系統の構内ネットワークを刷新するとともに、クラウド環境を利用した本省と在外公館、本省及び在外公館と外部関係者との円滑な情報共有ができる時代に即した外交基盤の更なる強化を実現する。
国際回線を流れるデータおよび本省・在外公館内のLAN上を流れるデータを暗号化し、我が国の外交機密情報の安全性の確保、他国諜報機関等の攻撃から日本の外交活動を守る。
事業概要
当省LANシステムは、外交秘密など機微な情報を取り扱うために外部との接続を遮断し、高度な情報セキュリティ対策を施した「クローズドLAN」と、インターネット等を活用した外部からの情報アクセス、外部機関との連携等、外務省の内外を問わない円滑な情報交換に資するための「オープンLAN」の2系統があるが、導入から約5年が経過し、構成機器の老朽化やソフトウェアのサポート期限を迎える等、安定運用に支障が生じることが懸念されることから、令和3年7月に本省のLANシステムを、令和3年度末から令和4年度にかけて在外のLANシステムを刷新する。本刷新に合わせ、コロナ禍を経て一層高まったテレワーク勤務等、省員の柔軟な働き方を実現するため、コミュニケーションツールであるチャットやオンラインTV会議等の機能をクラウド上に導入し、業務継続計画も考慮した外交基盤の更なる強化を実現する。
また、外交通信のセキュリテイを確保することを目的として、外務省と在外公館及び在外公館間を結ぶ国際回線に流れるデータを暗号化するための国際回線接続装置については、平成24年度の導入以来9年が経過しており、長期間同様のアルゴリズムを使用することにより、暗号解読の危険性が懸念されるため、3カ年計画で全在外公館を入替える。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2021 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
2022 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
在外公館のLANシステム刷新を行う。
令和3年度:73公館 令和4年度:184公館
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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ユーザサービスとセキュリティに関わる機能について、その稼働率を達成する。
本省稼働率:99.99% 在外稼働率:99.9%
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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