物流生産性向上推進事業
府省庁: 国土交通省
事業番号: 20-0066
担当部局: 総合政策局 物流政策課
事業期間: 2011年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負、補助
事業の目的
我が国が掲げる温室効果ガスの排出量削減や近年の多頻度小口輸送の進展等に伴う物流分野の労働力不足に対応するため、物流総合効率化法(平成28年10月改正施行)に基づく総合効率化計画の策定及び同法による認定を受けた総合効率化計画に基づく幅広い物流効率化の取組を促進するとともに、こうした先進的な取組を全国に展開し、物流分野における環境負荷の低減及び省力化を推進する。
事業概要
物流分野の労働力不足に対応するとともに、温室効果ガスの排出量を削減するため、物流総合効率化法の枠組みの下、トラック輸送から、よりCO2排出量の少ない大量輸送機関である鉄道・船舶輸送への転換(モーダルシフト)の支援等を実施。
《主な事業》
【計画策定経費補助】
(総合効率化計画策定事業)物流総合効率化法4条第1項に規定する総合効率化計画の策定のための調査事業(補助率:定額、上限200万円)
【運行経費補助】
(モーダルシフト推進事業)認定総合効率化計画に基づく、トラック輸送から鉄道・船舶輸送への転換により、物流の効率化を図る事業(補助率:1/2、上限500万円)
(幹線輸送集約化推進事業)認定総合効率化計画に基づく、幹線トラック輸送の複数荷主の貨物を集約化し、物流の効率化を図る事業(補助率:1/2、上限500万円)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 38 |
2019 | - | 37 | 100 | 0 | -100 | 0 | 37 | 29 |
2020 | - | 31 | 69 | 100 | -59 | 0 | 141 | 140 |
2021 | - | 55 | 0 | 59 | 0 | 0 | 114 | - |
2022 | 109 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和12年度に鉄道コンテナ輸送量の総量を256.4億トンキロまで引き上げる
鉄道:鉄道貨物輸送量の総量 (目標:2030年度に256.4 億トンキロ)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 億トンキロ | 177 億トンキロ |
2019 | - 億トンキロ | 184 億トンキロ |
2020 | - 億トンキロ | - 億トンキロ |
令和12年度に海上輸送量の総量を410.4億トンキロまで引き上げる
海上:海上貨物輸送量の総量 (目標:2030年度に410.4 億トンキロ)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 億トンキロ | 351 億トンキロ |
2019 | - 億トンキロ | 358 億トンキロ |
2020 | - 億トンキロ | - 億トンキロ |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
補助協議会数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 28 件 | 23 件 |
2019 | 30 件 | 21 件 |
2020 | 30 件 | 13 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 株式会社富士通総研 | 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会及び食品等に係る物流の効率化に向けた調査業務 | 100 |
2020 | 株式会社日通総合研究所 | 物流生産性向上に資する幹線輸送の効率化方策検討業務 | 12 |
2020 | 株式会社富士通総研 | 宅配ボックス普及方策検討業務 | 10 |
2020 | 大分地区モーダルシフト推進協議会 | 九州→近畿・北陸向けに酒類製品を陸送していたところ、ストックポイントを設置し、船舶(フェリー)モーダルシフト及び鉄道モーダルシフトを実施 | 5 |
2020 | 北越コーポレーション・サントリーロジスティクス異業種モーダルシフト協議会 | 新潟県→埼玉県へ陸送していた紙製品を鉄道輸送に切り替え、帰り荷として群馬県→新潟県に陸送していた飲料製品も鉄道モーダルシフトを実施 | 4 |
2020 | みちのく幹線輸送集約化協議会 | 関東→東北間での、共有運行管理システムを導入し、鋼材・建築資材等の幹線輸送網の集約化によるトラック台数の削減に係る総合効率化計画の策定 | 2 |
2020 | 加工食品分野における外装サイズ標準化協議会 | 加工食品分野における外装サイズの標準化により、積載率の向上や共同輸配送を進め、メーカー・卸・小売店までの流通の省力化等を図る総合効率化計画の策定 | 2 |
2020 | 熊谷陸港構想研究協議会 | 北関東→京浜港経由で輸出をしていた貨物を、北関東→日本海側港まで鉄道モーダルシフトし、日本海沿岸の港湾から輸出を行う総合効率化計画の策定※補助対象区間は国内輸送部分のみ | 1 |
2020 | 加工食品業界 伝票電子化プロジェクト | 紙伝票から電子伝票に切り替えた際の効果検証を行い、伝票の電子化導入実現を図る総合効率化計画の策定 | 1 |
2020 | LNG幹線輸送集約化協議会 | 東北地方で、LNG燃料のダブル連結タンクローリーを導入し、ミルクラン方式でLNG燃料を輸送する総合効率化計画の策定 | 1 |
2020 | LNG幹線GM協議会 | 北海道内で、LNG燃料のトラクタヘッドと30tアルミシャーシを導入し、ミルクラン方式で鋼材等を輸送する総合効率化計画の策定 | 1 |
2020 | 九州地区モーダルシフト推進協議会 | これまで陸送していた冷凍食品を、関東→九州、中国・九州→関東間での船舶モーダルシフトを実施 | 1 |
2020 | 中・長距離輸送における物流の効率化検討協議会 | 北海道→九州向けに出展者が各々送っていた物産展用の食品を、札幌市内に集約後、鉄道モーダルシフトする総合効率化計画の策定 | 1 |
2020 | 国土交通省 | 0 | |
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