建設技術の研究開発助成経費

2021

科学技術・イノベーション

府省庁: 国土交通省

事業番号: 20-0494

担当部局: 大臣官房技術調査課

事業期間: 2001年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

　建設技術の高度化および国際競争力の強化、国土交通省が実施する研究開発の一層の推進等に資する技術研究開発に関する提案を大学、民間企業等の研究者から広く公募し、優秀な提案に対し助成する「競争的資金制度」により、広範な領域における建設分野の技術革新を可能とする環境を整備する。もって研究開発の成果による効率的・効果的な住宅・社会資本整備が推進されることを目的とする。

事業概要

本助成経費は、我が国の直面する国土交通行政に係る課題の解決に資する研究開発テーマを示したうえで、研究者の自由な発想に基づく独創的かつ革新的な研究に関する提案を大学、民間企業等の研究者から広く公募するもの。この応募課題について、外部有識者からなる「建設技術研究開発助成制度評価委員会」による外部評価を経て、優秀な提案に対し補助金を交付する。
【補助率】定額【実施状況】＜令和元年度採択課題数＞政策課題解決型技術開発公募（一般タイプ）15課題＜令和２年度採択課題数＞政策課題解決型技術開発公募（一般タイプ）13課題政策課題解決型技術開発公募（中小企業タイプ）4課題

予算額・執行額

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2018	-	190	0	0	0	0	190	190
2019	-	142	0	0	0	0	142	142
2020	-	140	0	0	0	0	140	140
2021	-	140	0	0	0	0	140	-
2022	180	-	-	-	-	-	-	-

成果目標及び成果実績（アウトカム）

前年度終了した課題、及び中間評価（研究期間が5年の研究を対象に3年目に実施）について、全数の評価を行う。（今年度の予定評価数：２５課題）

年度ごとの評価課題数

年度	当初見込み	成果実績
2018	-	100
2019	-	100
2020	-	100

活動指標及び活動実績（アウトプット）

年度ごとの採択課題数

年度	当初見込み	活動実績
2018	22 課題数	22 課題数
2019	15 課題数	15 課題数
2020	17 課題数	17 課題数

主要な支出先

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2020	株式会社環境風土テクノ	『中小建設業を対象とした映像を活用したIoT施工法（Visual-Construction)』の開発　－映像・画像情報を利用した４次元CIMとスマート土木の実現ー	10
2020	東京大学山田　知典	デジタル打音検査とAI・シミュレーションの統合的活用によるコンクリート内部構造診断の実現	10
2020	岐阜大学國枝　稔	セメント系ハイブリッド３Dプリンターの開発	10
2020	(一財）先端建設技術センター吉川　正	AIを活用したトンネル切羽の地質評価と肌落ち予測支援による災害防止に関する研究開発	10
2020	岡山大学綾野　克紀	コンクリート構造物の予防保全による延命化を目的としたけい酸塩系表面含浸材の開発	10
2020	法政大学今井龍一	3次元点群データを用いた公共構造物デジタルツインの成長型AI基盤モデルの開発	10
2020	豊橋技術科学大学松本　幸大	耐久性・靭性および座屈回避機構を備えた複合材料ブレース材に関する研究	10
2020	東京大学全　邦釘	地中レーダーによる地下埋設物データベースの構築と油圧ショベルによる掘削時の埋設物損傷回避動作の実現	10
2020	東京大学山下　淳	複数広視野カメラを用いた建設機械周辺の安全性確保技術の開発	10
2020	株式会社　北川鉄工所勝部英一	スラッジ水高度利用によるコンクリート産業の環境負荷低減技術に関する研究	10
2020	東京都市大学包躍	三次元視覚データを活用したトンネル施工管理の高度化	9
2020	東京工業大学仙石　愼太郎	無人化施工における生体情報を活用した生産性向上のための分析評価システム	8
2020	株式会社　Integral Geometry Science 木村憲明	トンネル磁気効果素子を用いたコンクリート内部鉄筋腐食・破断映像化装置の開発	5
2020	株式会社　ジャパン・インフラ・ウェイマーク春田健作	建設現場の見える化および現場監督を支える全自動現場巡視システム（ドローンポートシステム）	5
2020	クモノスコーポレーション　株式会社中越秀樹	専用レチクル内蔵TSとAIを用いた生産性及び品質向上のための杭打機操作サポートシステムの開発	4
2020	ジビル調査設計株式会社南出重克	3Dデータを活用した橋梁点検と補修設計の高効率化に関する研究	4

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