国際農業研究協議グループ(CGIAR)拠出金 (任意拠出金)

府省庁: 外務省

事業番号: 20-0321

担当部局: 国際協力局 地球規模課題総括課

事業期間: 1971年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: その他

事業の目的

CGIARは国際的な農林水産研究に対する長期的かつ組織的支援を通じて,開発途上国における食料増産,生産性改善を図ることにより,途上国の住民の福祉向上を図ることを目的として設立。本事業は,CGIARを通じ,我が国が重視する政策内容を反映しつつ,各国の農林水産研究機関,民間セクター,NGO等と協力して途上国の経済発展・福祉向上のための農業(林業,水産業を含む)研究を実施することを目的とする。

事業概要

CGIAR傘下の各研究センターは,開発途上国の経済発展・福祉向上のための国際農業(林業、水産業を含む)研究を実施しており,本事業は,研究センターに対し,我が国の政策関心事項に沿ったイヤーマーク拠出を実施。具体的には,一国では対応が困難な気候変動,栄養改善,生物多様性等の横断的政策課題を重視しつつ,農作物の遺伝資源の保存・評価,適正な品種の開発・提供,病虫害対策,水資源等の天然資源の管理・保全,食料・農業政策形成のためのデータ分析提供,開発途上国の農業研修等を実施。その際,JICAや我が国民間セクターとの連携や,我が国邦人研究者の参画を重視。我が国は,設立以来,アジア先進国代表の理事国として,CGIARの組織運営にも主導的に関与しており,わが国重点事項の組織全体の方針への反映を図りつつ,各組織運営に必要な活動のための拠出を実施。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-2030000203203
2019-119323000442442
2020-90291000381381
2021-97000097-
2022106-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

CGIARの遺伝資源が活用されることにより,食料供給に資する高度な特性(高生産性・耐干ばつ・耐病害虫性等)を有する新品種開発に貢献する

CGIARの遺伝資源を活用した新品種開発等に係る論文の公表数

年度当初見込み成果実績
2018- 件数1888 件数
2019- 件数1901 件数
2020- 件数1903 件数

CGIARのジーンバンクにおける遺伝資源保存・管理数を維持し,且つ向上させる(将来的に80万品種を目標)

品種開発の基礎となり,国際条約等でも重要性が指摘される遺伝資源の保存・管理数

年度当初見込み成果実績
2018- 品種数773112 品種数
2019- 品種数760467 品種数
2020- 品種数736210 品種数

日本再興戦略に掲げた2025年までに国連関係機関の邦人職員を1000人とする目標に向けた水準(3.1%)の達成

全職員数に占める邦人職員数の割合 (目標:2025年度に3.1 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %2.9 %
2019- %3 %
2020- %2.9 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

JICAとの連携事業スキームの延べ構築件数(我が国貢献による研究成果の普及,研修事業の実施等)

年度当初見込み活動実績
201814 件4 件
201915 件5 件
202015 件6 件

CGIAR のトレーニングコースやイベントへの参加人数

年度当初見込み活動実績
2018500000 人1016814 人
2019500000 人796273 人
2020500000 人1180222 人

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020国際農業研究協議グループ承認された研究の実施や研究成果を発揚した技術協力の実施等381

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