COVAXファシリティ(Gaviワクチンアライアンス)
府省庁: 外務省
事業番号: 新22-0008
担当部局: 国際協力局 国際保健政策室
事業期間: 2022年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
COVAXファシリティは,新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け,途上国を含めた世界における新型コロナワクチンの公平な供給のため、2020年6月のグローバル・ワクチン・サミットで設立された新しい国際的枠組みである。新型コロナの収束に向け,経済力にかかわらず,まずは医療従事者及び高齢者等のハイリスク層へのワクチン接種を実現すべく,ドナーからの拠出金による低所得国へのワクチン供給を支援する等,ワクチンへの平等なアクセス確保のための支援を行う。
事業概要
COVAXファシリティは、新型コロナワクチンに関する包括的な資金調達および供給調整メカニズムであり、①先進国等向け、②途上国向けの2つの枠組みで構成される。②「途上国向け枠組み」の対象である低所得国の92か国・地域等に対して、ドナー国による拠出金により、新型コロナワクチン供給を行う。2021年2月24日からワクチン供給が開始され、2021年8月時点で138か国へ2億回分以上の新型コロナワクチンが供給されている。18億回分(途上国人口の30%分)のワクチン確保の目標の達成には、計約83億ドルが必要とされ、2021年6月2日、我が国は「COVAXワクチン・サミット(AMC増資首脳会合)」をGaviと共催し、約96億ドルの拠出金を集めることに成功。(我が国は、2020年度末までに②「途上国向け枠組み」に2億ドルを拠出済みであるが、本サミットでさらに8億ドルを追加拠出し、合計10億ドルの貢献を行うことを表明)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2022 | 30,000 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
COVAXファシリティの「途上国向け枠組み」対象92か国・地域に対し、ワクチンを供給する。
途上国向け枠組み参加国・地域のうち、実際に供給を受けた国・地域数 (目標:2021年度に92.0 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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2022年末までに18億回分(途上国人口の30%分)のワクチンを確保し、できるだけ多く供給する。
「途上国向け枠組み」対象国への供給済ワクチン量 (目標:2021年度に18.0 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2020 | Gaviワクチンアライアンス | 新型コロナワクチンの確保と供給 | 300,000 |