包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会分担金

府省庁: 外務省

事業番号: 20-0175

担当部局: 軍縮不拡散・科学部 軍備管理軍縮課

事業期間: 1997年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: その他

事業の目的

包括的核実験禁止条約(CTBT)は,地下を含むいかなる場所においても核兵器の実験的爆発及びその他の核爆発を禁止及び防止する条約であり,世界337か所に設置される監視観測施設の建設・運営,現地査察の準備等,検証制度を整備することが定められている。同検証制度の整備に関する審議において我が国として主導的な役割を果たしていくために,本準備委員会の経費を負担する必要がある。

事業概要

CTBTOは条約の履行を確保するために,(1)国際監視制度(IMS)及び(2)現地査察(OSI)を柱とする検証制度を設けており,条約発効までに準備を完了しておく必要がある。IMSは世界337か所に核実験探知のための監視観測施設を設置・運営するものであり,現時点で約90%完成しているところ,残りの監視観測施設の建設,及び既存の監視観測所の維持運営が重要。またOSIについては,査察技術を確立するためのワークショップの開催,査察機器の整備等が必要である。CTBT発効促進の先頭に立つ我が国として,かかる検証制度の整備に係る審議において主導的な役割を果たしていくために必要な経費を分担する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-1,23100001,2311,231
2019-1,42200001,4221,417
2020-1,41700001,4171,247
2021-1,25200001,252-
20221,293-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201820192020202120220250500750100012501500Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

核実験を探知するためのCTBT検証制度の整備・強化

国際監視制度の一部をなす監視施設の認証

年度当初見込み成果実績
2018- 施設数297 施設数
2019- 施設数300 施設数
2020- 施設数302 施設数

核実験の探知

北朝鮮等の核実験時の検知

年度当初見込み成果実績
2018- 回- 回
2019- 回- 回
2020- 回- 回

CTBTOの職員数に占める日本人職員数の割合の向上

CTBTOの規定には「望ましい日本人職員数」の規定は存在しないため、分担率を目標とする。

年度当初見込み成果実績
2018- %- %
2019- %2.2 %
2020- %2.2 %

CTBTOの幹部職員数に占める日本人幹部職員数の割合の向上

CTBTOの規定には「望ましい日本人職員数」の規定は存在しないため、分担率を目標とする。

年度当初見込み成果実績
2018- %- %
2019- %9.7 %
2020- %9.7 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

国際データセンター(IDC)から日本に対する世界約300か所から集められたデータ配信。

年度当初見込み活動実績
2018- MB1536824 MB
2019- MB1494323 MB
2020- MB1729492 MB

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020包括的核実験禁止条約機関国際機関の運営、業務執行1,247

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