クメール・ルージュ特別法廷国際連合信託基金(任意拠出金)
府省庁: 外務省
事業番号: 0195
担当部局: アジア大洋州局・南部アジア部 南東アジア第一課
事業期間: 2004年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
我が国のカンボジア和平への積極的協力は,我が国が初めて平和構築に本格的に取り組んだケースであり,積極的平和主義の原点である。我が国は,本件裁判が和平プロセスの総仕上げであることに鑑み,本件裁判の立ち上げ及び実施のために国際社会において主導的な役割を果たしてきている。本件拠出金は,カンボジアにおける正義の達成と同国の今後の発展にとり不可欠な「法の支配」の強化に資するものであり,我が国の積極的平和主義,なかんずく平和構築分野での貢献を国際社会にアピールすることができる。
事業概要
現在,裁判のプロセスが進展する一方で,資金不足に直面しており,我が国は裁判目的完遂のため法廷の国際職員の人件費等の裁判運営経費に係る追加的な支援を行う必要がある。我が国の国連負担分予算への貢献は,裁判手続きを本格化させ,元国家元首を含む被告人に対する最高審判決の発出など内外よりの関心を高めた。また,最大の拠出国たる我が国は,主要ドナーで構成され法廷運営上の重要問題につき意思決定がなされる主要ドナーグループ(PDG)(日,EU,豪,米,仏,英,独等)のメンバーとして主導的な役割を果たしている。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 201 | 0 | 0 | 0 | 0 | 201 | 201 |
2013 | - | 182 | 0 | 0 | 0 | 0 | 182 | 182 |
2014 | - | 134 | 0 | 0 | 0 | 0 | 134 | 134 |
2015 | - | 134 | 0 | 0 | 0 | 0 | 134 | 134 |
2016 | 134 | 134 | 0 | 0 | 0 | 0 | 134 | 134 |
2017 | 155 | 134 | 0 | 0 | 0 | 0 | 134 | 134 |
2018 | 140 | 134 | 0 | 0 | 0 | 0 | 134 | 134 |
2019 | 124 | 106 | 0 | 0 | 0 | 0 | 106 | - |
2020 | 96 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
当該年度に本件裁判で結審が予定される被告の人数
当該年度に本件裁判で結審した被告数(第一審判決後,上訴された場合は0.5として計上)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | 2 人 |
2017 | - 人 | - 人 |
2018 | - 人 | 2 人 |
法廷国連職員に占める邦人職員数
日本再興戦略の2025年迄に国連機関の邦人職員を1000人(現状800人)とする目標に向けた水準(現状職員数の1.25倍)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | - 人 |
2017 | - 人 | - 人 |
2018 | - 人 | - 人 |
法廷国連職員に占める邦人幹部職員数
日本再興戦略の2025年迄に国連機関の邦人幹部職員を1000人(現状800人)とする目標に向けた水準(現状職員数の1.25倍)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 人 | - 人 |
2017 | - 人 | - 人 |
2018 | - 人 | - 人 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
裁判前法廷,第一審及び最高審において公判が行われた日数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | - | 149 |
2017 | - | 16 |
2018 | - | 1 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2014 | クメール・ルージュ裁判特別法廷国際側 | クメール・ルージュ裁判特別法廷運営(事務局,最高審,初級審,検察部, | 134 |
2014 | 国連クメール・ルージュ裁判特別法廷支援部(社会部) | クメール・ルージュ裁判特別法廷運営・管理 | 134 |