自律型致死兵器システム(LAWS)に関する会議及び調査等に係る経費
府省庁: 外務省
事業番号: 20-0077
担当部局: 軍縮不拡散・科学部 通常兵器室
事業期間: 2020年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
人工知能(AI)技術を始めとする自律化技術が高度に応用された兵器となる自律型致死兵器システム(LAWS)に関し、その特徴や開発の動向、既存の国際法の枠組みでの規制の可否等について、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みの下で議論が行われてきている。
我が国としては、人道と安全保障の観点を勘案し、バランスの取れた議論を行い、LAWSの定義や特徴、人間の関与の在り方等の重要論点について広く国際社会で共通認識を形成した上で、LAWSに関する国際的なルール作りを行うべきとの立場。現時点では、重要論点や規制枠組みに関する各国の立場には隔たりがあり、中には法的拘束力のある文書の作成を目指すべきとの声もある。
LAWSの議論は、我が国にとり、人道と安全保障のみならず、経済と社会に大きな影響を及ぼし得る論点も含んでいる。研究者による専門的知見を生かした情報を得ることは、我が国が本件議論に参画する上で非常に有益なものとなるところ、そのためのワークショップを開催する。
事業概要
LAWSに関する国際的な議論において、これまで立場を表明している国が少ないアジア太平洋地域諸国を対象として、LAWSに関する議論の普遍化を目指すワークショップを開催。関係国政府担当部局等の招へいとともに、我が国の立場の積極的なアピールを行い、我が国の主張を国際社会の中で反映させる。
ワークショップの開催に当たっては、関係国政府の担当部局を招へいするのみならず、LAWS関連の学術関係者も巻き込み、バランスの取れた議論を進める。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2020 | - | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | 1 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
LAWSに関する国際的な議論において、我が国の立場の説得的なアピールを行い、我が国の主張を国際社会の中で反映させる。
ワークショップ参加者数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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2020 | - 人 | - 人 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
ワークショップ開催日数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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2020 | 1 日 | - 日 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2020 | 株式会社東京ロイヤルホテル | 会場借料(キャンセル料) | 1 |