国際競技大会情報ネットワーク形成支援事業
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0316
担当部局: スポーツ庁 国際課
事業期間: 2011年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
我が国で国際競技大会を開催することは、スポーツの振興のみならず、国際親善、地域の活性化等に大きな意義を有する。しかし、特に東日本大震災以降、我が国で国際競技大会やスポーツ研究集会の円滑な開催に困難な状況がみられる。これを克服するためには、国際競技大会に係る情報の収集・活用や積極的な情報発信が重要であるとともに、我が国にふさわしい国際競技大会の在り方を探る必要がある。このため、海外における情報収集・発信活動を行えるネットワーク形成を支援する環境の整備や新たな国際競技大会等の招致・開催を検討する。(本事業は平成23年度「国際スポーツキャンプの招致・開催支援」から名称変更したものである。)
事業概要
本事業の委託を受けた団体は、我が国で国際競技大会を開催するために必要な情報ネットワークの形成を支援する環境整備を行うとともに、新たな国際競技大会等の招致・開催を検討する。
(1)国際競技団体の本部が多数設置されているスイスのローザンヌ等の海外において、以下の事業を実施するため、以下(1)~(3)の事業を実施する。
○国際的なスポーツに関する情報収集を行い、国内の中央競技団体等と情報共有する。
○国際競技大会や国際会議、国際競技団体の本部等において、日本のスポーツ情報・大会開催能力のアピール、日本の安全性等について、情報発信する。
○国際会議等に出席する中央競技団体の役員等が、現地での国際ネットワークを形成する際の支援を行う。
(2)国際審判員・国際競技大会サポートスタッフ等の国際的コミュニティへの積極的参加の支援を行う。
(3)新たな国際競技大会やスポーツ研究集会等の企画・立案に向けた検討を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 30 |
2013 | - | 63 | 0 | 0 | 0 | 0 | 63 | 63 |
2014 | - | 62 | 0 | 0 | 0 | 1 | 63 | 63 |
2015 | - | 62 | 0 | 0 | 0 | 3 | 66 | 66 |
2016 | 62 | 36 | 0 | 0 | 0 | 0 | 36 | 34 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
国際競技大会等の招致・開催に向けて、海外における情報収集・発信活動を行えるネットワーク形成を支援する環境の整備や、新たな国際競技大会等の検討を行う体制を構築する。
国内スポーツ関係団体の国際交流活動支援数 (目標:2016年度に5 回)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 回 | 9 回 |
2015 | - 回 | 10 回 |
2016 | - 回 | 12 回 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
国際会議等への参加回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 10 回 | 11 回 |
2015 | 3 回 | 7 回 |
2016 | 3 回 | 7 回 |
国内スポーツ関連団体対象セミナーの開催数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 1 回 | 1 回 |
2015 | 3 回 | 3 回 |
2016 | 2 回 | 1 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター | 日本での国際競技大会開催のために必要な情報の収集・活用や積極的な情報発信 | 62 |
2014 | (独)日本スポーツ振興センター | 日本での国際競技大会開催のために必要な情報の収集・活用や積極的な情報発信 | 59 |
2016 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター | 日本での国際競技大会開催のために必要な情報の収集・活用や積極的な情報発信 | 31 |