木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業(農林水産省連携事業)

府省庁: 環境省

事業番号: 0057

担当部局: 地球環境局 地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室

事業期間: 2017年〜2020年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負、補助

事業の目的

2030年の削減目標達成のためには、業務その他部門においてCO2排出量の4割削減が求められている。一方、CLT(Cross Laminated Timber)等に代表される新たな部材による建築技術は確立しつつあるが、CLT等の使用が建築物の省エネ・省CO2に与える影響について、定量的なデータは得られていない。そこで、高い省エネ・省CO2につながる脱炭素建築物等の普及を促進するため、CLT等を用いたモデル建築物を建設し、その断熱性能をはじめとする省エネ・省CO2効果について定量的に検証を行う。

事業概要

1. CLT建築物の断熱性能効果検証事業<委託>:CLT建築物の断熱性や省CO2性能について既往の事例を対象とした調査等を行い、効果的なCLT等の活用方法の検討を行うことで、木材を用いた脱炭素建築物の普及促進に資する知見を得る。(平成31年度新規)
2. 木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業<補助>:CLT等の部材を用いた建築物の省エネ・省CO2効果を定量的に評価するため、CLT等を用いた建築物等の建設に必要な設計費、工事費、設備費、省CO2効果等の定量的評価に係る計測費の一部を補助する。【補助率:補助対象経費(設計費、工事費、設備費、実証に係る計測費等)の2/3(上限額:5億円) ※前年度からの継続事業に関しては3/4】

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
20172,0002,00000-7701,923275
20184,5002,000077-1502,062502
20192,0001,200015001,215-
20201,200-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

本事業におけるCLT等を用いた業務用建築物の年間CO2削減量を、2030年度において合計30万t-CO2程度とする。

年間CO2排出削減量×法定耐用年数 (目標:2030年度に282240 t-CO2)

年度当初見込み成果実績
2017- t-CO2- t-CO2
2018- t-CO22846 t-CO2

活動指標及び活動実績(アウトプット)

補助事業実施件数

年度当初見込み活動実績
20175 件5 件
201814 件10 件

CLT建築物の断熱性や省CO2性能についての調査等実施件数

年度当初見込み活動実績
2017- 件- 件
2018- 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2016公益財団法人北海道環境財団補助金交付事業の実施 (補助対象事業者の公募・補助金交付等)2,000
2018公益財団法人北海道環境財団補助事業執行502
2017公益財団法人北海道環境財団補助事業執行275
2017九州旅客鉄道株式会社木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業202
2018兵庫県森林組合連合会CLT建築物の施工費150
2018金沢信用金庫CLT建築物の設計費・施工費65
2018真庭森林組合CLT建築物の施工費63
2018国立大学法人福井大学CLT建築物の施工費60
2018藤田建設工業株式会社CLT建築物の施工費41
2018九州旅客鉄道株式会社CLT建築物の施工費28
2018上野物産株式会社CLT建築物の設計費・施工費24
2017藤田建設工業株式会社木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業10
2017兵庫県森林組合連合会木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業9
2018石田屋二左衛門株式会社CLT建築物の設計費4
2017国立大学法人福井大学木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業3
2017真庭森林組合木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業3
2018株式会社三栄建築設計CLT建築物の設計費3
2018株式会社イトイグループホールディングスCLT建築物の設計費0

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