おみやげ農畜産物検疫受検円滑化支援事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0055
担当部局: 消費・安全局 植物防疫課
事業期間: 2015年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
訪日外国人旅行者を対象としたおみやげ用農畜産物のモデル的な販売の取組に対して支援を行うことにより、おみやげを購入しようとする訪日外国人旅行者の利便性向上を実現するための販売や検疫の受検代行方法・体制を構築するとともに、構築した検疫手続円滑化モデルを普及する。
事業概要
①検疫手続円滑化の仕組み構築のための事業費(補助率:定額、1/2)
ニーズはあるものの輸出検疫条件が複雑な農畜産物について、訪日外国人旅行者を対象としたお土産用農畜産物のモデル販売を通じて、事業者が取り組みやすい動植物検疫手続や体制を構築する。
②検疫手続円滑化モデル普及のための説明会開催費(補助率:定額)
検疫手続円滑化モデルを普及させるため、生産者と販売・物流・観光といった関連事業者を対象とした説明会を全国で開催する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | - | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 15 |
2016 | - | 45 | 0 | 0 | 0 | -0 | 45 | 43 |
2017 | 100 | 42 | 0 | 0 | 0 | 0 | 42 | 39 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
【アウトカム】 平成29年度までに農畜産物の持ち帰りの体制が確立する10件の国・品目の組み合わせについて、平成29年度に年間で合計500件の持ち帰りを実現する。
輸出検査を受検し、国産農畜産物の持ち帰りが実現した10件の国・品目の組み合わせの平成29年度における輸出検査件数 (目標:2017年度に500 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 件数 | 388 件数 |
2016 | - 件数 | 717 件数 |
2017 | - 件数 | 391 件数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
モデル事業の対象として設定された国と品目の組み合わせについて、本事業で構築された動植物検疫受検システムを利用し、輸出検査を受検した国産農畜産物を持ち帰られた件数。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 5 件数 | 4 件数 |
2016 | 10 件数 | 14 件数 |
2017 | 3 件数 | 3 件数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会 | おみやげを販売する産地に合った検疫手続円滑化モデルの構築に関する調査・検討 | 36 |
2017 | 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会 | EU向けかんきつ類及び米国向け牛肉に係る検疫手続円滑化の仕組みの構築並びに検疫手続円滑化モデルの普及のための説明会開催 | 31 |
2015 | 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会 | 訪日外国人が直売所などで購入した農畜産物を検疫を経て空港等で円滑に受け取ることができるような仕組みの構築。 | 15 |
2017 | ジャパンホートビジネス株式会社 | EU向け盆栽に係る検疫手続円滑化の仕組みの構築 | 8 |
2016 | 佐川急便株式会社 | 事業検討会の実施、クルーズ船により我が国を訪れる外国人旅行客に対する検疫手続円滑化モデルの構築 | 7 |