スマート林業構築推進事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0239
担当部局: 林野庁 森林整備部 計画課、研究指導課
事業期間: 2018年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、補助
事業の目的
戦後造成した人工林が本格的な利用期を迎える中、林業の成長産業化を図るためには、森林資源情報の精度向上、需要に応じた木材を安定的かつ効果的に供給すること等の課題に対応する必要がある。このため、地理空間情報やICT等の先端技術を活用し、これらの課題解決に向けた「スマート林業」の実現を図るため、地域において実践的な取組を行い、その取組成果を全国に普及展開するとともに、林業機械の開発・改良に取り組む。
事業概要
(1)スマート林業構築実践事業(補助(定額))
① スマート林業実践対策
都道府県や市町村、林業事業体等の関係者が行うICT等の先端技術を活用した森林施業の効率化・省力化との実践的取組を支援
② 森林作業システム高度化対策
素材生産や木質バイオマスの収集・運搬、再造林作業を高効率化するICT等を活用した林業機械の開発・改良等を推進する取組を支援
(2)スマート林業構築普及展開事業(委託)
ICT等の先端技術を活用した森林施業の効率化・省力化等の実践的取組に対する技術的なサポートとともに、先進的な取組成果を全国へ普及展開
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 210 | 210 | -3 | 0 | 0 | 0 | 207 | 203 |
2019 | 210 | 197 | 0 | 0 | 0 | 0 | 197 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
実践的取組を行う地域の効率化、省力化等の事業期間終了時点での達成目標
事業期間終了時点での効率化、省力化等の目標を達成した地域の比率(目標を達成した地域数/実証地域数) (目標:2020年度に80 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
林業機械開発課題の機械開発期間終了時点での達成目標
事業期間終了時点での目標を達成した機械開発課題の比率(目標を達成した機械開発課題数/機械開発課題数) (目標:2020年度に80 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
①ICT等の先端技術を活用したスマート林業を実現するために設立された地域協議会数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 件 | 5 件 |
②林業機械の開発・改良された件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 件 | 3 件 |
③サポートを行った地域協議会数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 件 | 5 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | 球磨中央地区林業活性化協議会 | ICTを活用した技術実証 | 30 |
2018 | やまぐちスマート林業実践対策地域協議会 | ICTを活用した技術実証 | 29 |
2018 | 株式会社筑水キャニコム | 森林内で作業が可能な造林用機械の開発 | 27 |
2018 | イワフジ工業株式会社 | 集材作業の半自動化に向けた技術開発 | 27 |
2018 | 松本システムエンジニアリング株式会社 | 森林内に進入し伐採を行うリモコン伐倒作業車の開発 | 27 |
2018 | 原木安定供給に向けた木材生産・流通協議会 | ICTを活用した技術実証 | 23 |
2018 | いしかわスマート林業推進協議会 | ICTを活用した技術実証 | 18 |
2018 | スマート林業タスクフォースNAGANO | ICTを活用した技術実証 | 16 |
2018 | スマート林業構築普及展開事業共同企業体 | 先端技術に関する専門的知識の提供、業務の効率化に対する指導・助言 | 7 |