海外邦人安全・危機管理に関する体制整備等

府省庁: 外務省

事業番号: 0091

担当部局: 領事局 海外邦人安全課/邦人テロ対策室

事業期間: 1996年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

事件・事故等の発生に備え,在外公館における24時間の緊急電話対応体制を整え,切れ目のない邦人援護体制の整備を行う。また,各種渡航情報の発信,海外邦人の安全対策意識の醸成・増進のための啓発手段として,海外安全ホームページ等の情報発信のツールを整備する。更に,現場で的確に対処できる職員を養成するための研修を開催するほか,衛星電話等の必要な通信手段を配備することにより,緊急事態対応における効率的かつ効果的な援護体制・基盤の強化を図る。

事業概要

本事業は以下の6つの体制整備の基礎となる足腰予算により構成されている。
①海外邦人緊急電話対応経費:在外公館閉館時における緊急電話対応をアシスタンスサービス専門会社に委嘱し,邦人保護業務に集中的に対応可能とするもの。 ②海外安全ホームページ経費:海外安全ホームページの内容の精査や見やすいページへの改訂等,担当官では作成できない部分を専門業者に委託するもの。 ③SMS一斉通報・安否確認関連経費:ショートメッセージサービス(SMS)を利用し,緊急事態発生地域にいる在留邦人との間で双方向の情報連絡手段を確保することにより,極めて短時間に安否確認,情報発信を行う。 ④テロ・誘拐対策実地訓練開催経費:危機管理会社が実施する実地訓練に官民合同で参加し,テロ誘拐対応に係る実践的な知識及び技能を習得する(以下,本訓練を官民合同実地訓練とする)。 ⑤GPSを利用した邦人保護業務支援機器関係経費:GPS機能付き衛星携帯電話を利用し,テロ・誘拐事件等の緊急事態における邦人保護業務を支援する(平成26年度から皆減)。 ⑥テロ・誘拐事件体制強化費:テロ・誘拐事件の発生時に,邦人被害者の救出・支援に向けた的確な対応等を行うために,危機管理会社から専門的な助言を得るとともに,各国の誘拐事件に関する各種情報を取得する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-1830000183150
2013-15733000158132
2014-1750000175163
2015-1720000172-
2016430-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

活動指標及び活動実績(アウトプット)

①委嘱業者による取扱い件数

年度当初見込み活動実績
2012- 件23225 件
2013- 件25755 件
2014- 件24311 件

②危険情報・スポット情報・広域情報発出数

年度当初見込み活動実績
2012- 件517 件
2013- 件629 件
2014- 件530 件

④開催回数

年度当初見込み活動実績
2012- 回1 回
2013- 回1 回
20141 回2 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014JAN社在外公館閉館時における緊急電話対応業務委嘱46
2014SOS社同上34
2014富士ソフト株式会社海外安全ホームページの改修(地図,メールサービス機能,トップページ更新履歴表示)32
2014上海ダイナプロ社同上23
2014富士ソフト株式会社SMS一斉通報・安否確認システムの導入13
2014危機管理コンサルティング会社テロ・誘拐事件発生時の対応における助言及び各国の誘拐事件に関する各種情報の提供6
2014EAJ社同上6
2014危機管理会社テロ・誘拐事件等の緊急事態発生時に現場で対応に当たる職員に対して,必要な技能及び知識を習得させるために研修を開催する。2
2014善堂社同上2
2014ブルーグラウンド社同上2
2014MAI社同上1
2014グッドケア社同上1
2014外務省職員A出張旅費(研修受講者)0
2014外務省職員D出張旅費(研修受講者)0
2014外務省職員C出張旅費(研修受講者)0
2014外務省職員B出張旅費(研修受講者)0
2014外務省職員E出張旅費(研修受講者)0

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