感染症研究国際ネットワーク推進プログラム
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0224
担当部局: 研究振興局 研究振興戦略官付
事業期間: 2010年〜2014年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
感染症が人類に対する脅威となっていることに鑑み、これまでに整備した新興・再興感染症研究拠点の更なる充実・強化を図ることにより、永続的な研究活動を進める基盤を確立する。また、国内外の研究機関との連携を深め、感染症対策に資する知見の集積、人材育成等を図ることにより、国際貢献を果たしつつ、日本国民ひいては人類の健康と安全を守ることに寄与する。
事業概要
第1期(平成17年度~平成21年度)において整備し、現在アジア・アフリカの8か国13か所に展開する海外拠点を活用して、感染症対策に資する研究開発の推進を集中的・継続的に実施し、基礎的知見の更なる集積、人材育成等を推進する。さらに、従来拠点ごとに行われていた研究について、共通の課題ごとに拠点間の連携研究体制を構築するとともに、広く国内関係機関の参加も得て研究を進め、疾患・テーマ別の研究推進体制(研究コンソーシアム)を構築する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 1,722 | 300 | 0 | 0 | 0 | 1,722 | 1,720 |
2013 | - | 1,719 | 0 | 300 | 0 | 0 | 2,019 | 2,017 |
2014 | - | 1,828 | 0 | 0 | 0 | 300 | 2,128 | 2,113 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
26年度までに事業に参画した研究人材の数が180名
事業に参画した研究人材の数(累積) (目標:2014年度に180 人 (累積))
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2012 | - 人 (累積) | 149 人 (累積) |
2013 | - 人 (累積) | 163 人 (累積) |
2014 | - 人 (累積) | 208 人 (累積) |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
発表論文数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2012 | 250 本 | 242 本 |
2013 | 250 本 | 286 本 |
2014 | 250 本 | 319 本 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 国立大学法人長崎大学 | ベトナムにおける長崎大学感染症研究プロジェクト | 352 |
2014 | 国立大学法人大阪大学 | 新興・再興感染症制圧に向けた日本タイ連携研究拠点形成 | 342 |
2014 | 国立大学法人東京大学 | 中国との連携を基軸とした新興・再興感染症の研究 | 267 |
2014 | 国立大学法人北海道大学 | 人獣共通感染症克服のための国際共同研究 | 228 |
2014 | 国立大学法人神戸大学 | インドネシアにおける新興・再興感染症の国際共同拠点形成 | 190 |
2014 | 国立大学法人東北大学 | フィリピンの新興・再興感染症研究拠点における国際共同研究 | 151 |
2014 | 独立行政法人国立国際医療研究センター | ベトナムにおける国立国際医療研究センター感染症研究プロジェクト | 138 |
2014 | 国立大学法人岡山大学 | インド国を拠点とした腸管感染症の研究 | 131 |
2014 | 独立行政法人理化学研究所 | 新興・再興感染症研究ネットワーク推進センターの運営に係る業務 | 120 |
2014 | 国立大学法人東京医科歯科大学 | 西アフリカ地域の研究拠点を核とした感染症研究の戦略的展開 | 100 |
2014 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 東南アジアにおける鳥および豚由来インフルエンザ等人畜共通感染症の疫学・病原性研究 | 73 |
2014 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 科学技術振興による研究開発の推進に係る支援業務 | 19 |
2014 | 学校法人京都産業大学 | 動物由来新興・再興感染症の調査と流行予測に関する研究 | 9 |
2014 | 国立大学法人北海道大学 | 動物由来新興・再興感染症の調査と流行予測に関する研究:ハンタウイルス感染症に関する研究 | 1 |
2014 | 国立大学法人大分大学 | ベトナムにおける狂犬病の診断システムの構築と分子疫学的研究 | 1 |