海洋鉱物資源探査技術高度化
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0287
担当部局: 研究開発局 海洋地球課
事業期間: 2008年〜2014年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
我が国周辺海域では海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト等の海洋鉱物資源が確認されているが、海洋資源を探査するための技術や手法は未だ十分に確立されておらず、また、我が国の排他的経済水域の科学的調査も十分に進んでいない。鉱物資源の安定供給確保に向けて、商業的採鉱を実現するためには、賦存量を効率的かつ効果的に把握することが急務である。そのため、大学等の知見を活用し、海洋鉱物資源の賦存量をより効率的、高精度に把握するためのセンサー等の技術開発を実施する。
事業概要
国公私立大学、独立行政法人、民間企業等を対象に公募を行い、採択機関と委託研究契約を締結する。平成20年度及び21年度に研究課題を採択し、事業期間5年間のうち、前半の3年間を研究開発期間とし、中間評価実施後の後半の2年間を実証期間とする。研究開発期間では、深海用センサー等を試作し、無人探査機に搭載できるよう小型化したり、無人探査機とのインターフェース部分の開発等を行う。実証期間では、センサー等の高度化を実施しつつ、海洋鉱物資源が存在する水深3,000m程度の深海底の環境において、開発されたセンサー等を実際に用いた調査を行い、データの取得、処理、解析を行い、海洋鉱物資源の探査にとって必要な情報が得られることを明らかにする。なお、平成26年度は、昨年度行政事業レビュー推進チームの所見において、当初計画に基づき、平成25年度をもって終了するとされ、事業終了にともなう事務を実施。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 416 | 0 | 0 | 0 | 0 | 416 | 415 |
2013 | - | 198 | 0 | 0 | 0 | 0 | 198 | 197 |
2014 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
海洋鉱物資源を効率的かつ効果的に探査するために必要なセンサー等の研究開発に関する論文を平成25年度まで15件掲載する。なお、平成25年度は事業事態は終了し、平成26年度は終了ともなう事務費のみ計上した。
掲載論文数 (目標:2013年度にNone 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2012 | - 件 | 14 件 |
2013 | - 件 | 16 件 |
2014 | - 件 | - 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
研究を実施した課題数 (平成20年度採択分(平成24年度事業終了)及び平成21年度採択分(平成25年度事業終了)の合計値)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2012 | 9 件 | 9 件 |
2013 | 5 件 | 5 件 |
2014 | - 件 | - 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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