不明感染症例の病理検査等事業
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 新28-0038
担当部局: 国立感染症研究所 総務部会計課
事業期間: 2016年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
医療機関、及び地方衛生研究所などから依頼された原因不明感染症例の検体から、最新の技術を用いて原因病原体の同定を行い、患者の診断、治療に寄与することを目的とする。遺伝子解析、電子顕微鏡による検査等で得られた結果は病理学的検索等により、疾患との因果関係を明らかにする必要がある。他機関で原因不明であった症例の病原体を最新の技術を駆使して同定することは、感染研に求められた使命である。
事業概要
原因不明感染症例の依頼検査.全国の医療機関から依頼のあった原因不明感染症例について、遺伝子解析、電子顕微鏡検査、病理学的検索検査を実施する。平成24年度には70件、25年度には90件、平成26年度には140件ほどの不明疾患の病原体同定依頼があった。依頼検体の解析は患者の診断と治療が前提であり、依頼時には病原体が不明であることから、緊急を要する検査依頼が多く、症例によっては患者の生命に直接関わる症例もある。実施経費が予算化されていない状況のもと、これら不明感染症は今後も他機関での診断が難しいため、検査依頼の増加が見込まれることから新たな予算化を要求するものである。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2016 | 13 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
地方衛生研究所等からの検体依頼件数
そのうち原因病原体の同定に至った件数 (目標:2016年度に100 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
検査検体数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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