次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業

府省庁: 経済産業省

事業番号: 新27-0008

担当部局: 商務情報政策局 生物化学産業課

事業期間: 2015年〜2018年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

医療の課題として、患者の方々のQOL(Quality of Life)を向上させ、医療費増加の抑制を図り医療制度全体が崩壊しないように確保する必要がある。
こうした背景から、「個別化医療」を推進し、個人差を踏まえたより効能の高い治療を実現するため、①世界の主流を占めているが我が国が遅れているバイオ医薬品の製造プロセスの確立と、②創薬コストの低減とプロセスの短縮化を実現するため、ターゲットとなるタンパク質に対して医薬品候補を探索するソフトウェアを開発する。 また、より高い生存性や回復力を目指し、「先制医療」を推進し、③社会問題となっているがん・アルツハイマーをテーマとし、なるべく患者の負担が少ない低侵襲な方式により、早期に疾病を探知するための取り組みを進める。

事業概要

①個人差を踏まえ高い効能を実現するものの、我が国が出遅れている「バイオ医薬品」の製造技術を開発する。
②創薬コストの低減と創薬期間の短縮化を図るため、より大きな分子構造を持つ医薬品候補を探索するソフトウェア(革新的in silicoシミュレーション技術)を開発する。 ③社会問題となっているがん・アルツハイマーをテーマとし、13種類のがんとアルツハイマーを特定し、患者さんの負担が軽い低侵襲診断の技術を開発する。 [補助率:定額(10/10)]

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2015-5,27000005,270-
20167,370-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2015201602k4k6k8kHighcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

国際基準に適合したバイオ医薬品製造技術の利用数

開発成果による製品の導入実績 (平成35年度の指標はトータルシステムとしての導入実績) (目標:2023年度に10 件数)

年度当初見込み成果実績

病気の原因となる標的タンパク質に対する医薬品候補化合物を特定するソフトウェアの国内製薬企業等の利用件数

ソフトウェアの利用件数 (目標:2023年度に30 件数)

年度当初見込み成果実績

がんやアルツハイマーを特定するために構築したデータベース及び特定に利用するマイクロRNA 測定技術を利用した製品数

開発成果による製品の数 (目標:2023年度に5 件数)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

バイオ医薬品製造技術の各工程の技術の確立数

年度当初見込み活動実績

病気の原因となる標的タンパク質に対する医薬品候補化合物を特定するソフトウェアに係る革新的アルゴリズムの確立

年度当初見込み活動実績

がんやアルツハイマーを特定するための診断アルゴリズム数

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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