高温超電導直流送電システムの実証研究

府省庁: 経済産業省

事業番号: 0016

担当部局: 産業技術環境局 研究開発課

事業期間: 2012年〜2014年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

高温超電導直流送電システムを試作し、直流電力を要するデータセンター等に対し、実系統から送電を実際に行うことで、技術的、制度的な課題を抽出する。

事業概要

超電導送電は、極低温にすると電気抵抗がゼロとなる超電導体を用いて行う送電で、送電ロスの低減や送電容量が増大できます。近年、高温(-196℃以下)で用いることのできる高温超電導線材の開発が進み、まだいくつかの技術課題が残るものの、実用化に向けた見通しが立ってきたところである。
そこで、太陽光発電設備とデータセンターの間約500メートル、公道に約1キロメートル、高温超電導ケーブルや冷却システム等から構成される実証システムを構築。直流で送電し、課通電試験を行う。また、構築して実証試験を行うには、道路管理者や電力会社等の関係機関との協議が必要となるため、これらの調整も行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2012-02,50000000
2013-002,5000000
2014-002,500002,5002,449
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201220132014050010001500200025003000Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

平成42年度までに送電損失の低減によるCO2排出量185.6万トンの削減

送電損失の低減によるCO2排出削減量 (目標:2030年度に185.8 万t)

年度当初見込み成果実績
2012- 万t- 万t
2013- 万t- 万t
2014- 万t- 万t

平成27年度までに送電損失の低減によるCO2排出量0.1万トンの削減

送電損失の低減によるCO2排出削減量 (目標:2015年度に0.13 万t)

年度当初見込み成果実績
2012- 万t- 万t
2013- 万t- 万t
2014- 万t- 万t

高温超電導による直流送電システムの実用化を図るに当たり超電導ケーブル敷設のための設計の完了

設計が完了する本事業で実証予定の超電導ケーブルの敷設距離(2回線の合計) (目標:2014年度に1500 m)

年度当初見込み成果実績
2012- m- m
2013- m- m
2014- m1500 m

活動指標及び活動実績(アウトプット)

採択事業数

年度当初見込み活動実績
20121 件1 件
2013- 件- 件
2014- 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014千代田化工建設プロジェクトマネジメント業務、試作システムの設計等、試作システムに係る機器の製作、技術的・制度的課題の抽出・整理1,424
2014住友電気工業試作システムの設計等、試作システムに係る機器の製作830
2014中部大学試作システムの設計等、技術的・制度的課題の抽出・整理、事前検討試験、高温超電導直流システムのための研究開発194
2014さくらインターネット試作システムの設計等、技術的・制度的課題の抽出・整理1

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