地熱発電技術研究開発事業(JOGMEC交付金)
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0290
担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課
事業期間: 2013年〜2017年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
日本は世界でも有数の地熱資源量を誇る国である。新たに国立・国定公園内における開発規制の緩和や固定価格買取制度の開始等、地熱開発の導入拡大に向けた環境整備が進みつつある一方で、地熱資源の探査・管理・評価技術や、地下探査技術に関する課題が解決されていないため、開発コストやリスクが高く、地熱発電の本格導入に至っていない。このため、我が国で地熱開発を促進する上での課題に対し、技術開発による解決を図ることで、我が国の地熱開発の本格導入に結びつける。
事業概要
本事業では、(1)地下に存在する地熱資源をより正確に検出するための探査技術、(2)安定的な電力供給に資するための地熱資源の管理・評価技術、(3)坑井を短期間かつ安全に掘削するための技術に関して、我が国における地熱発電の導入を拡大するための技術開発を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | - | 500 | 0 | 0 | 0 | 0 | 384 | 384 |
2014 | - | 1,500 | 0 | 116 | 0 | 0 | 57 | 57 |
2015 | - | 1,580 | 0 | 1,558 | 0 | 0 | 3,138 | - |
2016 | 1,400 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
(1)地熱貯留層探査技術開発 地熱貯留層の分解能を10倍以上とする。(従来100m程度の分解能による把握であったところ、10m程度の分解能による把握を可能とする。) ※平成27年度の中間評価において、目標値達成に必要な検証用データの取得が完了していることを確認する。
地熱貯留層分解能 (目標:2017年度に10 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2013 | - | - |
2014 | - | - |
(2)地熱貯留層評価・管理技術開発 全国の地熱発電所の発電出力量を10%以上増大させる。 ※平成27年度の中間評価において、目標値達成に必要な試験用坑井の掘削及び坑井調査が完了していることを確認する。
発電出力量の増加割合 (平成25年度比) (目標:2017年度に10 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2013 | - | - |
2014 | - | - |
(3)地熱貯留層掘削技術開発 坑井の掘削費用を10%程度削減する。
坑井掘削費用の削減割合 (平成27年度比) (目標:2017年度に10 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2013 | - | - |
2014 | - | - |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
研究開発テーマ件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | 2 件 | 2 件 |
2014 | 2 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | JOGMEC | 技術開発事業に必要な経費 | 57 |
2014 | ㈱地球科学総合研究所 | 地下のイメージングの精度を高めるための探査技術の開発を行う。 | 24 |