石炭利用国際共同実証事業費補助金
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0329
担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課
事業期間: 2007年〜2014年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 補助
事業の目的
環境に調和した石炭利用技術であるクリーン・コール・テクノロジー(CCT)について、各国との間で共同実証事業を実施することにより、我が国の持つ優れたCCTの早期確立を目指す。
事業概要
豪州クイーンズランド州において、休止中の微粉炭火力発電所(カライド発電所)に酸素燃焼技術を適用する実証運転を行うとともに、回収したCO2を地中に注入・貯留する日豪共同実証事業に対して補助する。(補助率:定額(10/10))
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 440 | 0 | 0 | 0 | 0 | 440 | 276 |
2013 | - | 595 | 0 | 0 | 0 | 0 | 595 | 281 |
2014 | - | 320 | 0 | 0 | 0 | 0 | 320 | 280 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
実証プラントの運転稼働率90%を目指す
実証運転稼働率 (目標:2014年度に90 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2012 | - % | 64 % |
2013 | - % | 71 % |
2014 | - % | 85 % |
多炭種適応性を確認するため、毎年2炭種以上を使用して実証運転をする。
実証運転で使用する炭種数 (目標:2014年度に2 炭種)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2012 | - 炭種 | 2 炭種 |
2013 | - 炭種 | 2 炭種 |
2014 | - 炭種 | 3 炭種 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
活動箇所
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2012 | 5 地点 | 5 地点 |
2013 | 5 地点 | 5 地点 |
2014 | 5 地点 | 5 地点 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 日豪酸素燃焼実証事業日本有限責任事業組合 | 実証試験実施主体,実証試験補完調査・研究の実施 | 235 |
2014 | Oxyfuel Joint Venture | プロジェクトの実施を行う | 91 |
2014 | (一財)石炭エネルギーセンター | 実証試験への技術支援,実証試験補完調査・研究の実施 | 45 |
2014 | 中外テクノス(株) | 実証プラント試験および酸素燃焼高度環境対策試験に関わるカライド現地でのサンプリングおよび試料分析費用 | 33 |
2014 | MBK Oxyfuel Australia PTY. LTD. | 実証プロジェクト参加 | 30 |
2014 | IHI Oxyfuel Australia PTY. LTD. | 実証プロジェクト参加 | 30 |
2014 | 電源開発(株) | 実証プロジェクト参加 | 30 |
2014 | IHI ENGINEERING AUSTRALIA PTY.LTD. | 実証プラント試験に関わるデータ収集および機器点検対応/腐食プローブ維持作業費ほか | 14 |
2014 | 国立大学法人秋田大学 | 貯留サイト調査検討に係る地化学反応試験業務 | 11 |
2014 | (株)IHI検査計測 | 酸素燃焼高度環境対策試験に関わる灰の試料分析費用や曝露後の腐食プローブの試料分析など | 11 |
2014 | (株)IHIエスキューブ | バーナ・火炉解析ツール高度化に関わる解析ソフトの借料費用 | 5 |
2014 | 公益財団法人地球環境産業技術研究機構 | 貯留サイト調査検討に係るCO2貯留動向調査業務 | 4 |
2014 | RockFlow Consulting | 地化学反応モデリング業務 | 4 |
2014 | IHI ENGINEERING AUSTRALIA PTY.LTD. | 実証試験に関わる灰保管用消耗品費 | 0 |
2014 | 栄和商会 | 実証試験に関わる現地での炉内計測用消耗品 | 0 |