地熱開発理解促進関連事業支援補助金
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0404
担当部局: 資源エネルギー庁資源・燃料部 政策課
事業期間: 2013年〜終了予定なし
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 補助
事業の目的
地熱は、発電時のCO2排出量がゼロであるため環境適合性に優れ、発電コストも低く、安定的に発電が可能なベースロード電源として活用できるものである。一方、我が国は世界第3位の地熱資源(2,347万kW)を有していながら、地熱による電力供給量は国内全体の総発電量の1%にも満たない。このため、我が国にとって安定的なエネルギー資源を獲得し、国産のエネルギー源である地熱資源の開発を促進することを目的とする。
事業概要
地熱の有効利用等を通じて、地域住民等への地熱開発に対する理解を促進することを目的として行う事業(例えば、熱水を利用したハウス栽培事業、セミナーの開催、温泉井戸の代替掘削等を支援する事業)に対し補助を行い、地熱資源開発を促進する。(補助率:定額)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | - | 2,800 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,457 | 679 |
2014 | - | 2,800 | 0 | 343 | 0 | 0 | 2,845 | 1,848 |
2015 | - | 2,800 | 0 | 298 | 0 | 0 | 3,098 | - |
2016 | 2,800 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
毎年の採択件数のうち、地元理解段階から実際の調査段階や建設段階等のフェーズへ移行する割合を3割程度とする。
地元理解段階から実際の調査段階や建設段階等のフェーズへの移行件数(※移行件数が採択件数の3割に達するために必要な年度ごとの件数を目標値としている。成果実績は当該年度の移行件数。) (目標:2017年度にNone 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2013 | - 件 | 7 件 |
2014 | - 件 | 6 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
事業支援件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | 55 件 | 42 件 |
2014 | 55 件 | 52 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 国書刊行会 | 発電後の熱水を活用した農業ハウスの整備 | 180 |
2014 | 有限会社 辻田建機 | 発電後の熱水を活用した農業ハウス等の整備 | 180 |
2014 | 標津町 | 発電後の熱水を活用した温室栽培施設等の整備 | 177 |
2014 | 株式会社タカヒコアグロビジネス | 発電後の熱水を活用した農業ハウスの整備 | 175 |
2014 | 洞爺湖温泉利用共同組合 | 地熱井からの熱水を温泉街へ配湯するための配管整備 | 171 |
2014 | 合同会社宝泉寺温泉組合 | 発電後の熱水っを温泉旅館に配湯するための配管整備 | 165 |
2014 | 株式会社ハラショー | 発電後の熱水を活用した農業ハウスの整備 | 163 |
2014 | 株式会社豊後クリーンエナジー | 発電後の熱水を活用した冷暖房用設備の設置等 | 101 |
2014 | 南伊豆町 | 熱水の有効活用方法に関する調査及び検討等 | 84 |
2014 | 八丈島商工会 | 地熱熱水を活用した地域振興に資する計画の策定 | 74 |