電力系統出力変動対応技術研究開発事業

府省庁: 経済産業省

事業番号: 0439

担当部局: 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー対策課

事業期間: 2014年〜2018年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 交付

事業の目的

我が国における再生可能エネルギーの大幅な導入拡大のためには、風力発電のポテンシャルを十分に活かすことが必要不可欠である。他方、風力発電や太陽光発電は天候に伴い出力が変動するため、大量に電力系統に接続すると、系統運用や電力品質において問題を引き起こす。このため、本事業では、大幅な導入拡大が期待される風力発電を中心に、発電量予測技術の高精度化・実用化に加え、最小の出力変動対応で最大の再生可能エネルギーを受け入れられる技術開発を行う。

事業概要

 大幅な導入拡大が期待される風力発電の出力急変(ランプ)対策を中心に、風力発電量の予測技術の高精度化に向けた研究開発を行うとともに、太陽光発電を含む再生可能エネルギーの発電量の予測技術に基づいた出力変動に対応する技術・手法の開発及び実証事業を展開する。
(1)国内の主な風力発電を複数モニタリング・分析し、ランプ等に関する予測技術を開発。加えて風力発電のピッチ角制御や蓄エネ制御を組み合せた出力制御技術を開発する (2)将来の再生可能エネルギーの大量導入を見据え、予測・制御・運用を総合的に組み合せたシミュレーションシステムを開発し、実際の電力系統において実証試験を実施する (3)省令改正により義務化された遠隔出力制御システムのうち主に風力発電について、規格標準化と発電事業者間の出力制御量が公平となる制御手法を開発する

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2014-4,00000003,1413,141
2015-6,0000859006,859-
20168,500-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

電力の安定供給に資するよう、変動電源である風力・太陽光発電について、急激・大幅な出力変動に対する予測値の最大誤差幅を、平成30年度までに20%以上低減する。

現行の予測モデルとの比較による精度向上の程度 ※平成28年度終了時に行われる中間評価において進捗を確認 (目標:2018年度に20 %)

年度当初見込み成果実績
2014- %- %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

プロジェクト数

年度当初見込み活動実績
20142 件2 件

風力発電の出力変動に係るモニタリング数

年度当初見込み活動実績
201420 件14 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2014NEDOプロジェクトマネジメント業務4,000
2014株式会社東光高岳予測技術系統運用シミュレーションシステムの開発1,296
2014伊藤忠テクノソリューションズ株式会社風力発電予測・制御高度化技術の開発1,280
2014国立大学法人東京大学風力発電予測・制御高度化技術/測技術系統運用シミュレーションシステムの開発207
2014一般財団法人日本気象協会予測技術系統運用シミュレーションシステムの開発109
2014学校法人早稲田大学風力発電予測・制御高度化技術の開発95
2014一般財団法人エネルギー総合工学研究所風力発電予測・制御高度化技術の開発73
2014一般財団法人電力中央研究所風力発電予測・制御高度化技術/測技術系統運用シミュレーションシステムの開発68
2014一般財団法人日本気象協会風力発電予測・制御高度化技術の開発65
2014東京電力株式会社予測技術系統運用シミュレーションシステムの開発34
2014エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ株式会社予測技術系統運用シミュレーションシステムの開発26
2014国立大学法人筑波大学風力発電予測・制御高度化技術の開発25
2014公立大学法人大阪府立大学風力発電予測・制御高度化技術の開発18
2014国立大学法人北海道大学風力発電予測・制御高度化技術の開発17
2014学校法人日本大学風力発電予測・制御高度化技術の開発17
2014北海道電力株式会社風力発電予測・制御高度化技術の開発10

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