海外ウラン探鉱支援事業補助金
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0468
担当部局: 資源エネルギー庁電力・ガス事業部 原子力政策課国際協力推進室
事業期間: 2007年〜2016年
会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
実施方法: 補助
事業の目的
中国、インド等の原子力拡大計画により、ウラン需給逼迫の可能性が高まる中で、ウランの全量を海外から輸入している我が国にとって、ウランの調達確保は重要な課題。本事業は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、「JOGMEC」という。)がリスクの高い海外ウラン探鉱事業に自ら参画し、また、民間事業者が参画する海外ウラン探鉱事業に対してリスクマネーを供給することで、ウラン資源の安定確保を図る。
事業概要
海外ウラン探鉱事業を実施する民間事業者に対し、探鉱事業に必要な資金のうち当該事業者負担額の1/2以下を国(JOGMEC)が補助する。また、民間事業者の参画が困難な探鉱事業及び調査については、JOGMEC自らが事業を実施し、得られた成果を我が国企業に引き継ぐことにより、我が国企業によるウラン資源権益獲得に向けた取組を推進する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 900 | 0 | 0 | 0 | 0 | 500 | 464 |
2013 | - | 800 | 0 | 400 | 0 | 0 | 1,000 | 728 |
2014 | - | 800 | 0 | 200 | 0 | 0 | 1,000 | 934 |
2015 | - | 800 | 0 | 0 | 0 | 0 | 800 | - |
2016 | 800 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
ウラン資源の安定供給確保(自主開発比率の向上:33-50%を目標)
自主開発比率 (自主開発鉱山からの調達量/総調達量) ※右表の達成度については、目標値を33%としたケースで算出。 (目標:2016年度にNone %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2012 | - % | 19 % |
2013 | - % | 20 % |
2014 | - % | 15 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
民間事業者に対する助成件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2012 | 5 件 | 5 件 |
2013 | 5 件 | 3 件 |
2014 | 5 件 | 6 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | JOGMEC | 海外におけるウラン探鉱事業を行う民間事業者に対して助成を実施するとともに、先導的にリスクの高い地域の調査やウラン探鉱に必要なその他の調査を実施する。 | 800 |
2014 | Mitsubishi Development Pty | オーストラリア探鉱事業への助成(3件) | 143 |
2014 | 三菱商事 | モンゴル探鉱事業への助成 | 43 |
2014 | JCU Exploration Co. Ltd. | カナダ探鉱事業への助成(2件) | 39 |